CV:チョー
概要
バハルス帝国のワーカーチーム、『竜狩り(ドラゴンハント)』のリーダー(原作ではチーム名は不明だったが、アニメにおいて設定された)。
退治した緑竜(グリーンドラゴン)の鱗から作り出された鎧を装備している事から、“緑葉(グリーンリーフ)”の二つ名を持つ。
人物像
既に80歳を迎えているにも拘わらず、未だ現役で戦い続けている老人(Web版では20代半ば程度で金髪で蒼眼、日に焼けた健康的な色合いの肌を持つ若者となっている)。他のメンバーからの呼び名は『老公』。
普段は好々爺といった感じだが、何度も石橋を叩いて渡る様な用心深さの持ち主。
その慎重さから、今まで利益を得る機会を失った事はあれど、仲間を失った事は一度も無い。そのため、仲間からの信頼も厚い。
ナザリック地下大墳墓侵入の際は他の二チームに内部の探索を任せ、自分達はいざとなったらすぐに撤退出来るよう地表部分の調査を行う一方で、翌日の内部探索の優先権を得ているなどの怜悧な面も持つ(内部に向かわせたチームは自分達にとってカナリアになるとの事)。
容姿
皺くちゃの顔をした老人。歳を取ったため、あまり汗を掻かない体になっている。
前歯が殆ど抜け落ちているため、濁点が発音出来ない。
強さ
全盛期の頃はオリハルコン級と目されていた冒険者であったが、当時の冒険者組合長(パルパトラをして「最悪の類」)をぶん殴ってしまって以来、ワーカーとして活動している。
主な使用武技
- 疾風加速
詳細不明。
- 青竜牙突き
《竜牙突き》の派生技。付加効果として、雷の追加ダメージを与える。
- 白竜牙突き
《竜牙突き》の派生技。付加効果として、冷気の追加ダメージを与える。
- 竜牙突き
パルパトラが40年以上前に開発した技にして、《穿撃》という武技の発展型。
竜の牙の如く二撃突く。更に、属性に応じた追加ダメージを与える。
作中の動向
帝国の貴族フェメール侯爵の依頼を受け、他のワーカーチームと共にナザリックへ侵入。
上述の通り慎重を期して地表部分の調査を行っていたが、プレアデス達が呼び出したアンデッドの兵士、“ナザリック・オールドガーダー”8体を仕向けられる(ちなみにこの時、メンバーの1人が「墓地でメイドって……センスを疑うな」と彼女らのプライドや創造してくれた至高の四十一人の考えを貶す失言をしてしまった事で逆鱗に触れ、特にエントマやシズ、ソリュシャンから本気の殺意を抱かれてしまっていた)。
挟み撃ちになったため戦うしかないと挑み、パルパトラ自身は3体を相手に奮闘していたが、後衛のメンバー達の判断ミスにより序盤から劣勢に追い込まれ、更にはその体たらくに呆れたプレアデスの面々から声援まで送られてしまう始末であった。
結果として早々に全滅、まだ生きていた者がいた場合は回復させた上で拷問室に送られる事となった。
皮肉にも一番の慎重さを誇る筈の彼のチームが、侵入したワーカーチームの中で最初に脱落してしまった。