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概要編集

原作は外薗昌也、作画は谷口世磨


日本のスプラッターホラー漫画作品で、女子高生殺人鬼の復讐劇をベースに、彼女がダークヒーローとして人々に認知されていく様を描く。


あらすじ(LINEマンガより)編集

ある日、女子高生・中谷明日美は、SNSで「パンプキンナイト」という見知らぬアカウントからフォローされる。 『中谷明日美コロス』というメッセージが届いた直後、カボチャのマスクを被った殺人鬼に襲われ惨死する。 そして偶然、明日美と通話していた和也にも死の宣告が突きつけられ……。 狙われたら最後、誰も逃れられない凄惨なる復讐劇がいま始まる!!


登場人物編集

本作の主人公で、異常なまでの身体能力を有した女子高生(入院していたが学年でいうと復讐相手たちと同じ高校二年生)。カボチャマスク学校制服という格好で、殺人鬼「パンプキンナイト」として巷を騒がす。幼児語(赤ちゃん言葉)で喋る。

変人という理由からいじめられ、ハロウィンパーティーで学年一の美少女に贈られるカボチャマスクに仕組まれていた仕掛けで顔にひどい怪我を負ってしまう。

その復讐として殺人を繰り返していたが、復讐を果たした後は、その矛先は法で裁かれない人間たちに向いている。


パンプキンナイトの尚子ちゃん


  • 牧野和也(まきのかずや)

本作のもう一人の主人公で、尚子に想いを寄せつつも尚子へのいじめを傍観していた男子高生

尚子の復讐相手の一人だが、尚子を助けられなかったことを悔やみ、勇気を振り絞りいじめっ子に殴られていたところを助け、パンプキンナイトとなった尚子に想いを告白。両想いだったため尚子と結ばれる。

パンプキンナイトが死んだと思われたことをきっかけに豹変、カボチャのマスクを被り「パンプキング」として尚子の復讐を続行し、尚子と同じような口調で驚異的な身体能力を見せるようになる。


センシティブな作品


  • 中谷明日美(なかたにあすみ)

尚子をいじめていた女子高生。

パンプキンナイトの一人目の復讐相手で、自宅に侵入してきたパンプキンナイトに襲われる。


  • 黒木鳴人(くろきなると)

尚子をいじめていた男子高生。

父が市長という立場とそのルックスから女子たちに人気で、女癖が悪い。いじめの主犯格で、ハロウィンパーティーにてカボチャマスクに仕掛けをした。

自分たちの保身のためにパンプキンナイトを秘密裏に殺そうと皆に提案したり、父の権力で事件を揉み消したりと悪事を続けるが、ハロウィンパレードの中でパンプキングに追い詰められる。


  • 堂本咲紀(どうもとさき)

尚子をいじめていた女子高生。

明日美の死に怯え取り乱していたところをパンプキンナイトに襲われる。


  • 福谷荒太(ふくたにあらた)

尚子をいじめていた男子高生。

鳴人とともにパンプキンナイトを葬り去ろうとしたが、パンプキンナイトの恐ろしさに憔悴し、ハロウィンの光景を見て錯乱するようになってしまう。

鳴人に自首を提案するも、逆上した鳴人に殺されてしまう。


  • 広川(ひろかわ)

和也たちの学年主任の男性。

咲紀たちの様子がおかしいことに気づき事情を探ろうとするが、無関係にもかかわらず咲紀を追ってきたパンプキンナイトに殺されてしまう。


  • 松井(まつい)

タフで執念深い男性刑事

持ち前の正義感で、事件解決のために暴走してしまうこともしばしば。パンプキンナイト事件を追ううちに尚子に興味を持ち、その正義のあり方に惹かれていく。


  • 早川(はやかわ)

松井の部下の小柄な美人婦人警官

父親を鳴人の父親に殺されたが、警察が動かないため単独で彼への復讐の機会をうかがっていた。パンプキングと化した和也と手を組み、復讐に動く。


センシティブな作品


  • 野水(のみず)

尚子たちの後輩の女子高生。

鳴人の追っかけをしているツインテール巨乳眼鏡っ娘で、鳴人の気を引くために鳴人たちによるいじめの証拠品を隠し持っていた。証拠品をネタに鳴人を押し倒し逆レイプしようとするが、発情して下着を脱いでいたところをパンプキンナイトに襲われる。



  • 黒木達男(くろきたつお)

市長で、鳴人の父親。

利権のために、自身の邪魔をする存在は手段を問わず排除してきた悪人。警察やマスコミや闇組織とのパイプを持ち誰も彼に逆らえなかったが、早川と協力したパンプキングには歯が立たず殺される。


  • 比嘉隆一(ひがりゅういち)

医学会から追放された過去を持つ天才男性医師

腐った世界を変えてくれるかもしれないという予感から瀕死の重傷を負った尚子を助け、彼女とともに悪人を成敗し始める。自身も殺人鬼で武器をコレクションしており、額に「BLEACH」と書かれたユニコーンのマスクと白衣がトレードマーク。

バイクで和也を助けに行こうとする尚子を止めようとして轢かれてしまうが一命はとりとめる。


  • 黒木沙英(くろきさえ)

鳴人の母親で、尚子や和也の入院先の系列元である黒木グループの理事長。

豊満美女だが夫の達男と同じく傲慢な性格で、超人兵士開発のための違法実験に手を染めていた。

息子たちの復讐のために尚子と和也を黒木グループの平山クリニックに集め、最終兵器であるベビーフェイスを投入する。


  • あゆみ

尚子の元担当臨床心理士の女性。

沙英の作った人格更生プログラム治療を独断で破棄し、尚子を治療するどころか逆に感化されてしまった。


  • ベビーフェイス

赤ん坊の格好をした筋肉隆々の大男で、黒木グループの薬物と暗示による強化人間第一号。

精神が幼く、尚子に「あたちがママでちゅよ~」と言われて信じ込むほど。


  • 緒方有紀(おがたゆうき)

天才ハッカー少年

企業や政府からの依頼が絶えない大物で、豪邸に住んでいる。パンプキンナイトの大ファンで、彼女のグッズを集めるに飽き足らず、彼女のコスプレも楽しんでいる。

尚子を救い事件を解決しようとする松井と手を組む。


関連タグ編集

外薗昌也 谷口世磨

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