概要
この台詞が登場したのは、本作の2022年6月5日放送分(ドン14話「みがわりジロウ」)での事。同話数で初登場した謎の青年・桃谷ジロウのヒーローごっこじみた行動に呆れた雉野つよしが発したものである。
奇想天外なシーンや台詞が多い事で知られる『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の中でも、ある種のインパクトの強い台詞であり、その手心のなさが心に深々刺さってしまったという、熱心なニチアサ民である大きいお友達も続発したとかしなかったとか。
長めのニチアサオタクはこの台詞を聞き、何を思っただろうか。
子供さえ特撮に早々に見切りを付けることに大人が気づかされたことを踏まえて作られたドンブラに相応しい科白とも言える。
経緯
前話ラストで消滅したタロウを除く、ドンブラザーズの4人が高速鬼と対峙している最中、脳人までも現れピンチに陥ってしまう。
そこに待ってましたとばかりに現れたジロウは、お得意の投石で脳人を追い払おうとするが当然通用するはずもなく、サルブラザーやオニシスター、キジブラザーによって強引にその場から引き離されるなど、むしろ足を引っ張る結果に終わってしまう。
こうして散々に迷惑をかけてしまったジロウだが、そんな自分の行いに対し反省するどころか、「生まれながらにしてヒーロー、そしてあなたたちのリーダーである、そういう運命だ」と現を抜かしたような物言いに終始し、遂には一緒に戦っていこうと持ちかけてきた。
当然、そんな虫の良い話が通る訳もなく、はるかからは「自分達をお供と呼んで良いのはタロウだけ」と拒絶されてしまう。
そして、つよしに至っては
「ヒーロー番組見すぎのヒーローマニアですか?」
と、呆れた様子で件の台詞を発する有様であった。