どことなく顔が日本人っぽいが実はこれ、日本で生まれたキャラクターではない。時は1907年のアメリカで元々は当時存在したおとぎ話「ビリケンシリーズ」の挿絵の為に生まれたキャラクターであった。この時点で幸福の神様の設定が付き、デザインは21世紀に入ってもほとんど変わらない。
日本すなわち東洋っぽいのは「ジャポニズム」の影響をデザイナーが受けていたからである。
日本に入ってきたのは1909年(明治42年)である。
大阪の繊維会社がビリケンを自社のキャラクターとした事で徐々に大阪を中心に全国に「ビリケンさん」として広まっていき、いつしか大阪のシンボルの一つとなった経緯がある。
新世界や通天閣のものが有名だが、実は大阪以外にも点在しており、現存する最古のビリケンは千葉県にある。
にこやかな顔で足を突き出して座っており、その足の裏を笑いながら撫でると幸運に恵まれる御利益があるという。
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