CV:青木瑠璃子(『メイドインワリオゴージャス』以降。モナも兼任)
概要
メイドインワリオシリーズに登場するキャラクター。ナインボルトの母親。
初登場は『まわるメイドインワリオ』だが、間接的には『メイド イン ワリオ』の公式ホームページから登場している。
これまでは足元やシルエットしか確認できなかったが、『ゲーム&ワリオ』でようやく姿を見せるようになった。
ちなみに英語版では5-voltと名前が変化しているので海外のイラストを探す時は気をつけよう。
普段は優しくて美人なママだが、息子が夜更かししてゲームをしていると鬼のような形相で叱る。
…と記事には書かれていたが、実際には、
「スリル まんてん!
でも ホントのお母さんは
ここまで コワくないよ!
きれいで ぼくちんジマンの
お母さんなんだ!」(『ゲーム&ワリオ』「ゲーマー」初クリア後のナインボルトのセリフ)
と書かれている。後に紹介する「ゲーマー」はナインボルトの妄想をゲーム化したものであり、鬼のような形相で叱るのは「ゲーマー」内だけである(とはいえ『おすそわけるメイドインワリオ』ではファイブワットの気配を察知したナインボルトがその経路を避けようとしているほか、終盤においてワリオが騒動を引き起こした元凶だと判明した際に他のメンバーは白目を剥いたり睨みつける表情をしているだけなのに対して彼女だけは目を赤くし髪を逆立てるという「ゲーマー」の形相を思い浮かべるような表情をしているため、怒ると怖いというのは事実であると思われる)。
しかし本人もゲーム好きで、息子のハイスコアを超えるほどの腕前である。
誕生日は3月13日。メイドインワリオのキャラクターの中で唯一誕生日が判明している。年齢はヒミツ。
昔はハジけたヘアスタイルをしていたらしい(『ゲーム&ワリオ』のキャラカードより)。
ナインボルトとしゃぎぃの事は呼び捨てだがワリオとアシュリーのことはちゃん付けで呼んでいる。
『まわる メイドインワリオ』では夜まで遊んでいた息子ナインボルトとエイティーンボルトに叱りつけるシーンで足元だけ登場。その後、ベットで隠れながらゲームをプレイするナインボルトを発見するが、この頃は「み〜た〜ぞ〜。いいかげんにしなさい!」と叱るだけであった。ファイブワットという名前が登場したのもこの作品から(EDクレジットより)。
『さわるメイドインワリオ』ではチョイ役で登場。ナインボルトステージのゲームオーバー画面でシルエットのみ登場した。
『ゲーム&ワリオ』では姿をはっきり見せるようになり、以降はシルエットでの登場はなくなった。ナインボルトが登場するミニゲーム「ゲーマー」に登場。
宿題をやっていないにも拘らずゲームを楽しむナインボルトからゲームを没収した。その後何とか宿題を済ませ、ゲームを返されるナインボルトであったがそこには自身のハイスコアを超えた母のデータが存在し、エイティーンボルトと共に落胆したのであった。その日の夜にナインボルトが夜更かししてゲームをしているところを監視にやって来る。見つかったらゲームオーバーである。
時には窓を叩き割ったり、果ては貞子の如くテレビ画面の中から飛び出してきたりと、人智を超えた動きで神出鬼没に息子を捕捉してくる。
ただしたまに(飼っている)猫や似た様なカツラを被った老人(明言はされて無いが恐らくはナインボルトの祖父)が出て来るフェイントもかけてくる。
『メイドインワリオゴージャス』ではナインボルトから独立したキャラとして登場し、これによりシリーズを通して、初めてのミニゲーム担当となる(ちなみにオープニングでワリオにゲーム作りを頼まれていたが、Nintendo DREAMのインタビューでは本人はワリオカンパニーの存在を知らなかったようだ)。
テレビショッピングで本体がクリスタルで出来た最新のフライパンに興味を持つが、それは常人には持てないほど重いため、「マッスル体操」と言うエクササイズをしなければならなかった(当の本人は「何で売ろうと思ったのかしら」とツッコんでいた)。最初は乗り気が無かったものの、体操は美容効果が抜群である事を知り、エクササイズを始める。
その後息子がゲームを食器棚の下に落としたため、食器棚を片手で持ち上げてゲーム機を拾って上げたり、他のメンバーと一緒に屋外バーベキューやトランプゲームに興じるなど、普段の優しいママの姿を見ることができる。
一方で、前作の「ゲーマー」は「こっそりゲーマー」と名称を変えて再収録されたが、その恐ろしいママの姿は健在な上に、前作より行動パターンが増えてパワーアップを遂げている。…その怖さはぜひゲームで確認してほしい。本作からキャラクターデザインが変更された。
『おすそわける メイドインワリオ』ではプレイヤーキャラとして引き続き登場し、幽体離脱で空中を自在に飛び回り、衝撃波を放ちながら幽体のあった場所へワープするという作中屈指の離れ業を披露する(しかも、ナインボルト曰く幽体離脱が得意とのことなのでゲームに入ったことで得たのではなく素で使える可能性がある)。
見た目のインパクトに違わず、脱出系のプチゲームでは全ての経路を無視できるなど多くのプチゲームのコンセプトを破壊している。その一方で、衝撃波の範囲が結構広く意図せぬアクションが暴発しやすいのが難点。
『超おどるメイドインワリオ』ではナインボルトのステージに登場。
クロスオーバー
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
ダイヤモンドシティきっての任天堂フリークであり、誰よりも出たがっているであろう息子を差し置いて、まさかの『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』参戦。
上述のゲームをモチーフとしたステージ「ゲーマー」にてギミックとしての登場。
原作同様息子の部屋を見回り、ファイターの大乱闘が視線に入ると怒号一発でふっ飛ばしてしまう。
次回作の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にもギミック兼スピリッツで登場している。キャラデザインが『メイドインワリオ ゴージャス』以降のものに変更された。憑依ファイターはしずえ。超化すると「怒りのファイブワット」になり、ランクもHOPEからACEになる。スロット3つの上に特殊能力として「ピンチで攻撃強化」があるので使いやすい。
余談
ゴージャス以降のボイスを担当することになった青木女史は、リアルでもかなりのヘビーゲーマーとして知られている。もちろんニンテンドーのソフトも経験豊富。まさにファイブワットになるべくしてなったと言えよう。