フクロシマリス

ふくろしまりす

哺乳綱有袋目(フクロネズミ目)双前歯亜目クスクス科フクロモモンガ亜科フクロシマリス属に分類される動物の総称(メイン画像お姉さんに戯れている2匹の小さな白黒の小動物)。

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目次 [非表示]

1 概要

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概要

カンガルーやコアラの仲間で、有袋類の一種である。

体長26~27㎝、尾長31~34cm、体重250~390g。

食べ物は昆虫やその幼虫、木の実等。

ニューギニア、オーストラリア北部の降雨林に生息。

シマリスという名前が付けられているが、体はかなり大きく27㎝くらいもある。体は白く、3本の黒い縦縞があり、前足の第4指が長いのが特徴。クルミよりも寧ろ、昆虫や芋虫が好物である。木の上で生活し、夜行性で、腐った木をその前足で素早く叩いて、中に潜む芋虫のいる場所を探り、歯と前足の爪で掻き出して食べる。その生態はマダガスカルに生息するアイアイとよく似ている。

日本の動物園では2020年現在、兵庫県の「神戸どうぶつ王国」にのみ飼育しているというとてもレアな存在でもある。