武装制限の厳しい低クラスや水中などの特殊な環境下で能力を発揮する神姫。
敵の攻撃は避け、こちらの攻撃は的確に当てるという“忍者”らしい戦い方を得意とする。
またスキルの伸びも高く、様々なスキルを使いこなす。
(神姫NET公式HPより)
忍者型フブキ
デザイナー名 非公開
製造メーカーGroup K2
形式番号GK06N1
概要
オンラインゲーム『武装神姫バトルロンド』初回プレイ時にプレイヤーに配布される神姫。
その為、神姫ゲーマーならば一度はお世話になった事があるはず。
設定上の製造メーカーはGroup K2社。
愛称は「忍者子」、「忍子」、「フブッホ」(コミック『武装神姫2036』に由来)など。
だが、元から短い名前ゆえか「フブキさん」と逆に「さん」付けされてしまう場合が多い。
ちなみにゲーム開始時点で配布されるのはあくまでフブキの素体のみであり、彼女の専用装備はこの中に含まれていないが、一定の条件を達成することで事でアチーブメント報酬として入手可能となる。
ゲーム内での性格は気弱でおとなしく、マスターに対しては従順。
バトル中に「ニンニン…」と呟くなどお茶目な面も見せる。
フィギュア
前述の通り、フブキは長らくデジタル・データのみの存在だったが、後に「武装神姫カスタムファクトリー第2弾」として受注生産限定でMMS規格のフィギュアが立体化されたという変わり種な経歴の持ち主である。
フィギュアは2度に分けて製造され、2008年に発売された初回生産分とその翌年に発売された2次生産分「黒き翼ver.」がある。
それぞれ頭部パーツ等の形状や塗装、パッケージに差異がある他、初回生産分は2008年6月25日までに予約を行うとボーナスパーツとして「忍襟布“陽炎”(しのびえりぬの・かげろう)」(マフラー)が配布され、「黒き翼ver.」にはその前年に限定販売されたミズキのMMSフィギュアに付属している背部パーツ「白き翼」を黒くリペイントしたものと、「極意之巻物」という小物が新たに追加された。
(最近ではフィギュアの発売に先行してPSPソフトのDLCが配信される事はあるが、これらはフィギュアの発売が既に予定されている為、フブキとは扱いが異なる)
デザイナーについて
前述のフィギュアが製品化されるまでは立体化を前提としていなかった為か、デザイナー名は未公表。
ただし、フィギュアパッケージやイベント配布のポストカードでは「nuno」なる人物が筆をとっている。
後にコナミ社内の一デザイナーである事が判明。
『バトルマスターズ』にて
PSP用アクションゲーム『武装神姫バトルマスターズ』にも引き続き登場。
神姫としては最初期のモデルであり、従順な性格から根強いファンがいるものの、性能的な旧式化・陳腐化が否めないという設定。
シナリオ上では彼女を廃棄すると、自宅での強制イベントにより再びフブキを手に入れる事になり、その後、何度廃棄してもゴミ捨て場に出現するらしい。
そのシナリオは『欝い』とか『後味が悪い』などと評判である。
また、フブキのみならず『バトルロンド』から続投している神姫全般に言える事だが、『バトルロンド』でのおとなしい性格から一転して対戦相手に対してはどこか冷淡な態度を取る事が多く、勝利時の台詞では「あなたの実力はそんなものですか」といったような辛辣な言葉を投げかける。
その為、同作を遊んだプレイヤーからは以前のフブキとは性格が変わった、として不評を買っている向きもある。
TVアニメのフブキさん
第7話、第11話に「フキ」の個体名で登場。マスターはポッチィ、タマミィとは反対側の隣人だが…。
pixivでは土偶氏が愛してやまない神姫としても(一部で)有名。
というより「フブキさんを愛してやまない人」として土偶氏が有名というべきなのか。
その愛は正しく「武装紳士」の鑑でござりまする…これだから土偶は。
ちなみに土偶氏のフブキさんは左腕が旧白子のものになっている。
弐型
島田フミカネによるリデザインであるフブキ弐型がミズキ弐型と併せて2012年2月に発売された。
だが、従来のフブキの意匠とは全く異なるメカニカルなデザインと島田デザイン特有の顔の造形に、一部ファンからは異論が噴出したらしい。
ただし、アクションフィギュアとしての完成度や、外装のデザインが鋭角的かつメカニカルになったがゆえの他神姫武装との親和性の高さなど、評価される点もまた多い。