CV:飯塚昭三
概要
マモーの用心棒をしている大男。
ルパン三世のアジトの1つを破壊するなどした。
語感は似ているが断じて「フリ"チ"ン」ではないし、フルチンでもない(←ここ大事)。
劇中での活躍
スーツの下にはレーザー以外では貫けない特殊合金製のチョッキを装備しており、マモーが拠点とするカリブ海の島にルパン救出に現れた石川五ェ門との決闘の際には斬鉄剣を刃こぼれさせ、更には刀身の先端を折ってしまう程の防御力を見せた。
しかし、何も装備していない顔を輪切りにされてしまい、死亡した(この時、画面が左右にずれてフリンチの視界を再現していた)。
この時に折れた斬鉄剣の切っ先は、決闘を見届けた次元大介が回収しており、彼の手から「斬鉄剣の成れの果て」としてルパンに渡され、最終的に彼を絶体絶命の危機から救うことになる。
同じ顔の男達が島中にいたので、もしかしたらそれらはフリンチのクローンか、もしくは彼と共通のオリジナルとなる人物から大量に複製されたクローン兵士だったのかもしれない。
余談
顔つきや体格がよく似ているせいなのか、作中ではアメリカ合衆国大統領特別補佐官スタッキーの部下であるゴードンに追跡されていた次元大介がコンバットマグナムをゴードンに突きつけながら「フリチンとかいう野郎はてめぇか!?」と詰問する場面はあまりにも有名であり、後年では次元を代表する「迷台詞」の一つとされている。
TVスペシャル『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』でのヒロインであるマリアの回想シーンにて、過去にコルカカ島へ宝探しに訪れた多くの山師(モブ)の中にフリンチにそっくりの顔と体型をした男が紛れている。