ブラックサーバル
ぶらっくさーばる
2017年2月18日、ケニアのツァボ・イースト国立公園にてナショナルジオグラフィックが撮影に成功した黒変種のサーバル。これまで、色々なネコ科の動物から黒変種は発見されているが、サーバルの黒変種はかなりのレアケース。でも実は、今回が初めてではなく、ケニアやタンザニアでは今までも数回発見例があるが、それも数えるほどしかなく、今回の発見は割とというかメチャクチャなレアケース、大発見である。しかも「それを写真に収めた」という点がなによりもデカい。
また、ナショジオ側が意図してるわけがないが、ちょうど日本ではけものフレンズ放送時期でサーバルに大きく注目が集まってる時期という奇跡的なタイミングで発見した事もあり、コレまでの発見例よりも大きく取り上げられた。
そのためか、Pixivではニュースが出た3月24日当日に早速黒サーバルのイラストが投稿されている。「黒」というものにダークなイメージがあるためか、見た目どころか中身も黒くなっているイラストもある一方で、ただ黒くイメチェンしただけだったり、チョイ悪の小悪魔っぽくなったりと、投稿者各々で性格付けが色々ちがって面白い。
NEXONアプリ版、アニメ版には当時存在していなかった、二次(ある意味三次)創作キャラクターである。
その後、2023年5月14日に「Nicolas Urlacher」氏がケニアのアンボセリ国立公園にて撮影したブラックサーバルの写真をAfrica GeographicのTwitterアカウントが公開。
今回はかなり鮮明に撮影されている。
それからしばらくして、アプリ版けものフレンズ3に公式フレンズ化したブラックサーバルが登場した。
詳しくは「ブラックサーバル(けものフレンズ)」を参照。
黒変種とは
一部のネコ科生物に見られる遺伝的特徴。クロヒョウやブラックジャガーなどが有名。劣性遺伝であり、厳密には突然変異であるメラニズムとは別物。逆に白変種ではホワイトタイガーやホワイトライオンが知られる。サーバルにそれらの遺伝子があるのかは未だ不明。今後の研究者達の活躍に期待しよう。
サーバルキャットは黒変種の他にも白変種(ルーシズム)のホワイトサーバルが存在する。
黒サーバル撮影成功の記事 ※ナショナルジオグラフィック日本版サイトに飛びます
※Africa GeographicのTwitterアカウントに飛びます。