ブロココ
ぶろここ
DBシリーズの非公式カップリング。
ブロリーは映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』のメインヴィランとして、ココはゲストキャラとして登場した。
前作での新惑星ベジータ崩壊直前にブロリーは孫悟空を追って宇宙ポッドで地球に飛来し、極寒地帯に漂着。しかし、悟空との戦闘によるダメージが大きく、そのまま力尽き氷河に閉じ込められてしまった。それから7年後、ドラゴンボール探しにやって来た悟空の次男坊・悟天の嘘泣きに反応し目覚めた。
ココは氷河地帯近くのナタデ村に住む少女。
本編の7年前に発生した異常気象(ブロリーの飛来が原因かは不明)により怪物(恐竜)が村を襲うようになったため、祈祷師のお告げにより生贄にされかけていたが、悟天とトランクスによって怪物が退治されたことで生贄にならずに済んだ。
両者とも同じ作品に出演してはいるものの、ココ自体はブロリーの復活前にフェードアウトしているためお互いの絡みは一切なく、完全な二次創作限定のカップリングである。
ブロリーの宇宙ポッドが氷河ではなくナタデ村付近に漂着する、または氷河で休眠中のブロリーがココに発見されるなどして二人が邂逅を果たし、一緒に暮らすことになる…といった設定がしばしば見受けられる。
また、ブロリーが彼女との生活を通じて本来欠けていた愛情や人間性を得ていく、といったストーリーもよく見られる。基本的には恋愛関係よりも家族に近い関係性として描写されることが多い模様。
こうした創作物が生み出されるのも、凶悪な敵でありながらも、その力を母星の王から疎まれ、実の親からも恐れられ、理解者と呼べる人物に恵まれず孤独だった彼が救われてほしい、というブロリーの境遇を憂うファンの思いから来ているのかもしれない。
ブロチラ:リブート版ブロリーの非公式CP。ただし、こちらは最終的に(もう一人も含めた3人で)同棲しており、実質家族のような関係となっている(劇中の描写では姉と弟の関係に近いか)。