概要
ソーセージやランチョンミート(スパム)などの加工肉、インスタントラーメンを具材にした、辛いチゲ料理。他に肉や野菜、キムチを入れ、唐辛子で味付けする。
加工肉の旨味が溶け出し、コクがあるのが特徴。インスタントラーメンに辛いスープが絡み、ジャンキーな味わい。
ボリューミーで手軽なため、若者に人気のある料理。
食べ方
チゲは1人分であることが多いが、プデチゲは大人数で食べる。加工肉から野菜を入れて、その後にインスタントラーメンを入れる。そこからチーズを入れ、唐辛子とコチュジャンで辛さを調整する。
ある程度食べると、クッパにしたり(卵を入れることも)、チャーハンにしたりする。
歴史
「プデチゲ」とは「部隊鍋」の意。第二次世界大戦後から朝鮮戦争後の物資不足のなかで、駐留米軍から流れてきたソーセージやランチョンミートを韓国軍兵士が鍋に入れて食べたのが始まり。発祥も、軍事境界線近くで、軍部隊が多くあった議政府市。
それが一般にも広がり、大衆料理となった。