ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

プロケラトサウルス

ぷろけらとさうるす

ジュラ紀中期のイギリスに棲息していた小型の肉食恐竜で、有名なティラノサウルスと同じティラノサウルス上科では最古の恐竜の一つでもある。

データ

1910年にイングランドジュラ紀中期の地層から頭骨のみが発見され、当初はメガロサウルスの一種に位置付けられたが、後の研究で現在の属名に変更された。


属名は「原始のケラトサウルス」を意味するが、これは唯一見つかっている頭骨の鼻先に角のような突起が確認されたことから、当初はジュラ紀後期の北米大陸に棲息したケラトサウルスの祖先と考えられたからである。そのため当初はプロケラトサウルスはコエルロサウルス類とされながらもケラトサウルスと近縁とされ、ケラトサウルスは大型化したコエルロサウルス類とされた。後に(20世紀後半)ケラトサウルスが属するケラトサウルス類は獣脚類の中でも原始的な系統と判明し、より進化したコエルロサウルス類に属するプロケラトサウルスとはかなり遠縁であることが解った。そしてプロケラトサウルスはジュラ紀後期の北米にいたコエルルスオルニトレステスに近い基盤的なコエルロサウルス類だろうとされていた(特にオルニトレステスはプロケラトサウルス同様に鼻先に突起があると見做されていたため。最近ではオルニトレステスの鼻先の突起のようなものは化石の変形でしかなかったと見做されるようになっている)。

しかし2000年代後半以降、グアンロン等の発見で状況は急変。2010年の研究発表でコエルロサウルス類に属するのは間違いなかったが、その中でもティラノサウルス上科に属することが明らかとなった。良好な全身骨格がみつかったグアンロンに対し頭骨だけしかなかったプロケラトサウルスだが、両者の頭骨は酷似しており、互いに近縁であることは明らかだった。その上でグアンロンの骨格はティラノサウルスと多くの形質を共有しており、ティラノサウルスの類縁であることが判明したのである。そのためプロケラトサウルスもまたティラノサウルスに比較的近かったことが明らかになった。

現在ではグアンロンなどとともにティラノサウルス上科では原始的なグループであるプロケラトサウルス科に分類されている。


現在までに見つかっている化石は頭骨のみだが、これを基に推測すると全長は約3~4mほどとグアンロンと同じくらいの大きさだった。一説にはこの個体は亜成体とされており、成体はもっと大きくなったかもしれない。

また、名前の由来となった鼻先の突起だが、頭骨の頭頂部が欠損していることから、実際はグアンロンなど多くの近縁種のような一枚のトサカが発達していたのではないかとする説が有力となっている。



関連タグ

獣脚類 コエルロサウルス類

ティラノサウルス上科 プロケラトサウルス科

関連記事

親記事

プロケラトサウルス科 ぷろけらとさうるすか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 809

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました