概要
普段は美形の青年だが、真の姿は4本の腕を持つヘカトンヘイル。昼のシディじゃないと勝てないと言われるほどの実力を持つ。
教職に就いているが自分に匹敵する実力者を生み出すことを目的としており、そのためには他者の命を平気で奪う冷酷非情な性格。用済みとなった人間は元より無関係な人間まで利用した末に殺害する。
今までは空手部の顧問として才能のある生徒を探していたが、現在はヒサメに目を付け執拗に狙うようになる。
まさに良心も罪悪感もない変態サイコ教師である。
活躍(ネタバレ注意)
『狙われた女子高生』にて初登場。
生徒たちを殺し過ぎたことで学校に入られなくなったためカレコレ組が通う学校へと異動。そこで出会ったヒサメの才能に強い興味を抱き、正体を隠して襲い掛かる。ヒサメの実力を確かめつつも余裕で戦局を進め優位に立つが、駆け付けたシディに横槍を入れられ「2対1は不利」と見て撤退した。
なお、シディのことは「生まれついての実力者のため戦闘のセンスではヒサメに劣る」と見ていて興味はない。
『ストーカーに狙われた女子高生、、、』では、引き続きヒサメに狙いを定めストーカー化。
軽くちょっかいを出してストーカーの存在を意識させ、悩みを聞くという体でヒサメに接近。自宅まで送ると言って帰り道を歩き、たまたま後ろにいた無関係の男にストーカーの濡れ衣を着せる。
そして用済みとなった男を殺害するが、怪しんでいたカゲチヨに尾行されていたため正体が露見。しかしカゲチヨしかいないことを確信すると心臓を潰して口を封じる。
が、ゾンビのカゲチヨは『死ぬ』ことがなかったため反撃を受け、続けて駆け付けたヒサメの攻撃により気絶した。
身柄は警察によって引き渡されたが「ヘクトならすぐに脱獄するだろう」と語られ、再登場を予感させる結末となった。
半年以上間を置いたが『やりたい放題!?時間を停止させるボタンを手に入れるとどうなるのか』にて三度登場。
時間停止ができるスイッチ(違法アイテム)を手に入れ、今度はヒサメの精神面を試すため罠を仕掛ける。邪魔をしたシディを時間停止で容易く倒すが、ある事情からヒサメだけは時間停止の影響を受けないため抵抗されることを危惧して撤退。チャンスを待つことにする。
そしてヒサメが入浴する際を狙って再び接近。力尽くで拉致しようとするが、危機を察知したカゲチヨとシディに乗り込まれる。ここで時間停止を発動させるが、無効化するための条件を見抜いていたカゲチヨには通じずスイッチを奪われてしまう。
逃げることを口にするも今度はカゲチヨによって時間を停止させられ、何もできないまま警察に連行されていった。
登場作品
関連タグ
ヒサメのストーカー:前任者的存在。ストーカーというポジションはヘクトと共通しているが、それ以上にあらゆる点で対照的でもある。