概要
ある日、みんなの手相をスネ夫。しかしのび太は「おべんちゃらばかり」とつぶやいた。
するとそれに共感するかのように近くにいた売れない小説家・元高角三は「まったくだ。人間の未来がわかるなら、だれも苦労しないよ。」とつぶやき、「そんなに自分の未来が見たいのかね」と疑問に思うのび太。そしてある考えが浮かび、舌で占う「ベロ相占い」なるものを思い付く。
占いの結果はピタリと当たるが、実は占いの正体はタイムマシンで見たものだった。それを見た元高角三は小説家になれるのかとのび太に頼み、気の毒に思ったのび太はドラえもんと共に5年後の世界に向かう。
そこでの元高はあまり大成してない様子で、現代の世界の元高に話すとどこか切ない感じで「商売でもはじめて大儲けする」ことを決意。
再び5年後の世界に行くドラのび。そこでの元高は大成しないことは分かっていたがらも「自分の生きがいは、文学以外にないにない」という考えにいたり小説を書き続けていた。
すると家の前に新聞社やテレビ局が押し掛けてくる。曰く元高の小説が文学賞を受賞したのだという。占いを気にしないで自分の信じた道を進んだのが吉と出たのだ。
後日、現代の世界でドラのびの元へ、ジャイアンが歌手になれるかどうかのび太に占ってもらいに来たが、
のび太は「自分の信じた道をあゆみたまえ!!」と諭しドラえもんは「こればかりはやめさせたほうが、世の中のためじゃないかなあ」とぼさくのだった。
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