曖昧さ回避
『ドラゴンクエストⅧ』
敵の踊り系特技を封じる呪文。
『ドラゴンクエストⅥ』の時点で「おどりふうじ」という特技が登場していた(本作でもケムンクルスというモンスターが使う)にも拘わらず、ドラゴンクエストらしからぬなんとも気取ったネーミングが印象的。まあシリーズでも随一の伊達男たるククールが覚えると考えれば納得だろう。
作中で踊りを使う敵自体が少な過ぎる上に、踊りを使う敵の中には踊りを封じられるとさらに厄介な特技を代わりに使う敵もいるため、ドラクエナンバリングシリーズの中でも屈指の不遇な技である。
ちなみにドラゴンクエストの特技は5文字or五音以内で比較的分かりやすいネーミングの特技が多いのだが、こうした捻りのあるネーミングも前作の『ドラゴンクエストⅦ』以降かなり増えてきた。しかしやっぱり覚えづらいからなのか、その作品限りの特技もちらほら。このペスカトレもそのひとつ(踊り封じは主にドラゴンクエストモンスターズシリーズで続投し続けている)。