概要
ホントの最終決戦(ほんとのさいしゅうけっせん)は、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのイベント戦のタイトル。
すべての隠しキャラクターを出現させ、かつ、「ホントの最終決戦」以外のすべてのイベント戦をクリアすることで登場する、最後のイベント戦。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』・『大乱闘スマッシュブラザーズX』・『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』の3作品に登場するが、この中では『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のものを指すことが多い。
ちなみに『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にはそもそもイベント戦が登場しない。
作品別
大乱闘スマッシュブラザーズDX
おそらく、歴代のホントの最終決戦の中でも最も人気があると思われる。
全ての隠しキャラクターを解禁すると出現する全50ステージのイベント戦を全てクリアすると、最後の51ステージ目として登場する。
ガノンドロフ、ミュウツー、ギガクッパという任天堂が誇る三大ボスがチームを組んでプレイヤーに最後の戦いを挑んでくるという内容のイベント戦。
一撃が重いガノンドロフ、飛び道具及び念力による投げ技の援護が厄介なミュウツー、そして巨体にものを言わせた長いリーチでプレイヤーを執拗に攻め立ててくるギガクッパといずれも強敵揃い。もちろん難易度も尋常じゃなく高い。生半可な腕前では敵のストックを満足に減らす事もできないまま3体の敵にフルボッコにされて敗北、ということも珍しくない(ただしギガクッパはアドベンチャーモードよりは弱体化しており、攻撃力・防御力は大幅に下がっている)。
集団と戦う場合の基本事項として敵の頭数を減らすことを念頭に置いて戦おう(後述のX版やWiiU版にも同じことが言える)。あとはプレイヤー自身の不屈の精神がものを言う。
このステージをクリアする事で、「終点」のステージがようやく対戦プレイでも選択可能になる。対戦プレイで終点を出すのに苦労したプレイヤーは少なくないだろう。
これをクリアするのが最も簡単なキャラクターはプリンと言われている。ねむるがギガクッパにヒットしやすいためギガクッパを早期に退場させることができる。また高い空中移動性能を活かしてガノンドロフやミュウツーの自滅を誘い出すことも可能。ただしプリン自身が吹っ飛びやすいことは注意が必要。
大乱闘スマッシュブラザーズX
こちらでは最後の41番目に登場。
本作では他のゲームメーカーからの特別参戦を配慮し、コナミ代表のスネーク・セガ代表のソニック・そして任天堂代表のマリオ(ジャイアントマリオ)の3人と戦うこととなる。特にジャイアントマリオは攻撃力が非常に高いため警戒が必要。
DX版と比べると大した衝撃や強さはなく(とはいえジャイアントマリオの強さはギガクッパ同様、他のキャラとは一線を画しているが)、クリア後の報酬も用意されていないため、あまり印象に残らないというプレイヤーも少なくないかもしれない。しかし「むずかしい」モードにするとDX並みかそれ以上の難易度になると感じる人もいる。
ちなみに、ふたりでイベント戦の場合の最後のイベント戦は「ホントのオールスター戦」になる。こちらは休憩無しで全員と戦う過酷なお題である。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
『大乱闘スマッシュブラザーズX』同様、ゲストキャラとの対戦。
前作のマリオ、ソニックに加え、バンダイナムコゲームス(ナムコ)代表のパックマン、カプコン代表のロックマンの計4人と戦う。
一見すると地味なお題だが、「むずかしい」にすると単純に敵がメチャクチャ強いので難しい。ただしカスタマイズができる点は不幸中の幸いか。
ちなみにふたりでイベント戦の最後のお題は「究極決戦」。前作における「ホントのオールスター戦」に相当するお題である。
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