概要
雄英高校ヒーロー科の生徒と教師の関係にあたるCP。
耳郎は「イヤホンジャック」、マイクは「ヴォイス」と二人とも音に関係する個性持ち。
また、耳郎はロック好きであり、マイクもラジオDJとしての顔を持っているなど、何かと共通点が多い。
一方、耳郎が若干飄々とした性格であるのに対し、マイクは常にテンションが高く、お互いの性格はそこまで似ていないのも特徴。
本編での絡み(※作品のネタバレ有り)
基本的にこの二人の関係性はあまり触れられていないが、一学期の期末試験編で若干ではあるが絡みがあった。
期末試験では実技において生徒とプロヒーローが対決するルールとなっており、口田・耳郎ペアとマイクが対決。
個性で音を利用する耳郎と口田にとって音のプロヒーローであるマイクはまさに天敵であり、「ヴォイス」による大音量により二人は大苦戦。このとき、耳郎は耳から出血してしまっている。
しかし、耳郎の激励により勇気を振り絞った口田は大量の虫(ムカデ・ミミズ・カタツムリetc…)を「生き物ボイス」で誘導、音の伝わらない地中から直接マイクに襲撃させ、彼が気絶してしまった間にゲートを突破し実技試験をパスした。
当初こそ、「格上…?イメージないんすけど…」というセリフにもある通り、耳郎は教師としてのマイクの姿を見てきたせいか、どことなく彼との格の違いをいまいち実感しきれていない様子だった。しかし、実技試験の中で「格上どころか完全上位互換」と自覚し、マイクからも自身の音を「安っぽいサウンド」と辛辣に評価されていたことから、少なくとも彼女はお互いの力量の差を嫌にでも思い知らされることとなった。
耳郎は後に、自身の個性をフル活用できるようにヒーローコスチュームを改良している。あくまで推測でしかないが、彼女にとってマイクはただの一教師ではなく、似た個性を持っているが故に乗り越えるべき壁であり課題を与えてくれた存在であると考えることができる。