概要
大きさ2メートル程の小型の恐竜。マダガスカル・マエヴァラノ層(8000万年くらい前)から産出している。
名称
属名は「意地悪なトカゲ」という意味(マシアカ→マダガスカル語で「悪質」)。
マシアカサウルスの種小名(属名の後ろにつけられる「なんという種類か」のタグ)は「ノップレリ」というが、これは発掘時に発掘チームがよく聴いていたロックバンド「ダイアー・ストレイツ」のリードヴォーカリスト兼バンドリーダーのマーク・ノップラーへの献名。
人名が学名につく場合、それは発見者や支援・研究などで貢献のあった人である事が多い。
特徴
下アゴの先は反り返って4本の歯が前を向き、他の歯は斜め後ろに生えている。最前の歯は水平から10°上の角度であった。
ちなみにこういう突き出した歯は翼竜や首長竜などにも多く見られるので、主に魚を餌としていたと考えられているが、2002年の論文では小動物のほか果実なども摂食した可能性も指摘されている。
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