マシラ
ましら
「園長(ボス)!? つまりそいつァおれの事さ!!!」
「引き上げ準備~~~~!!! 沈んだ船はおれのもんだァ!!!!! ウッキッキー!!!」
マシラ海賊団園長(ボス)。
サルとゴリラを(若干サル強めで)足し合わせたような外見の大男。
通称「サルベージ王マシラ」。沈没船を引き上げ、その中に眠るお宝をいただく事を主たる目的に活動する海賊。敵船も一度沈めてから引き上げるなど、サルベージに並々ならぬ情熱とロマンを抱いている。
海賊連合「猿山連合軍」に所属しており、その実質的な幹部としても活動している。
偉大なる航路に拠点を置く海賊団の船長にしては珍しく悪魔の実を食べていない。
もっともサルベージの際に沈没船の状態確認や海中に潜った部下のサポート、後述のモンブラン・クリケットの宝探しの際に海に飛び込まなくてはならないため、マシラにとっては悪魔の実の能力者につきまとう副作用(カナヅチになる)のデメリットが大きいことから、仮に悪魔の実を手にする機会があっても、食べることは無かったのだろう。
このため武器は己の剛腕のみだが、水中で海王類を一発KOするなど、その腕力は超人的。その有り余る力の全てを開放して暴れられれば、小型船はそれだけで沈没の危機に瀕しかねない。
戦闘力とは別に驚異的な心肺能力の持ち主で、素潜りで海底まで潜り、引き上げようとする船の状態を確認したりできる。また、マシラ海賊団の船の船首は「船体(バルコ)ハンター」と呼ばれるもので、これと沈没船を「ゆりかご」という仕掛けで繋ぎ、マシラが息を吹き込む事でその浮力を利用して引き上げるという手法を取っている。
よく言えば純粋で豪快、悪く言えば単純で天然。ロマンに溢れるものが何より大好きで、初対面の頃からモンキー・D・ルフィとはかなり気が合っていた(サンジ曰く「サル同士だからな」)。
海賊ではあるが好戦的な性格・嗜好はしておらず、理由も無くいきなり相手に襲い掛かったりするような事は無い。加えて「サルベージによる宝探し」を第一に行動しているだけの節が強く、実質その行動理念は犯罪者という意味での「海賊」というより、むしろトレジャーハンターに近いと言える。(ONEPIECEの世界に限ればどちらの意味でも正しいが、ルフィ一味を含む大半の海賊も「冒険家」という意味での海賊という側面が強い。)
また、質問に質問で返された事にツッコミを入れつつも「なんでも聞いてみろ!」とあっさり質問を受け入れたり、サルベージを見学したいという申し出に良い所を見せようと張り切ったり、わざわざシャッターチャンスを作ってくれたり(実際に手配書の写真はシャッターチャンス中の所を撮影されたもの)と、敵意のない者に対しては初対面であってもむしろ友好的に振舞ってくれる。
一方明らかに敵意を向けてくる者や、自分の縄張りを荒らそうとする者には黙っていない。子分の危機には危害を加えた者に怒りを爆発させ、危険を顧みず窮地へ突撃したり、仲間を看病してくれた人に対し感謝の涙を流すなど、仲間や友人、そして親しい者に良くしてくれた者にはとても優しく、部下からはとても慕われている。
ショウジョウとは所属する海賊団は違うが、互いを兄弟と呼び合い、時にはガチで喧嘩するほど仲が良い。
「さる」という単語が入る言葉を聞くと、褒められたと思って至極上機嫌になる。彼にとって「サルみたいだ」「サルに似ている」といったニュアンスの言葉は最上クラスの褒め言葉である。本人曰く「サルあがり」(『男前』という意味らしい)。事実宝を横取りしたと思い込んでいた相手から対面早々に「サルだ」と言われた途端、怒りを忘れて大喜びしていた。
初登場はアラバスタ編終了後。
ニコ・ロビンが船員として加入した麦わらの一味の前に空から巨大ガレオン船が降ってくるという事件が発生。程なく沈んでしまったそのガレオン船を引き上げるため、先に調査していた麦わらの一味の前に現れたのがマシラ海賊団だった。
図らずも彼らの作業を妨害する形になってしまい、一度はマシラに敵視されて一触即発の事態に陥りかけたものの、突然のアクシデントによって麦わらの一味がその場から逃走。全てが落ち着いたところでゴーイングメリー号に乗り込んだまま地味に馴染んでいたマシラも船外に蹴り出され、本格的な戦闘には至らなかった。
その後、ロビンがマシラ海賊団の船からジャヤのエターナルポースを盗んでいたため、一味はジャヤへ向かう。そこで出会ったモンブラン・クリケットを成り行きで看病していたところ、ショウジョウと共に殴り込むような勢いで再登場。看病してくれている現実をすんなりと受け入れルフィと完全に打ち解けた後、猿山連合軍総出で空島へ向かおうとするルフィ達をサポートする役割を買って出た。
ゴーイングメリー号の補修作業中に黄金を狙うベラミー海賊団に襲撃されて重傷を負うが、チョッパーの手当てを受けた後は自力で回復し、補修作業と翌日の”突き上げる海流”までのメリー号の先導役をショウジョウたちと共に全うした。
その後、ルフィが空から送ったメッセージをクリケットやショウジョウと共に確認し、「うそつきノーランド」の黄金郷伝説に一つの区切りを付ける。新世界編では扉絵にて猿山連合軍の一員として”夢幻郷(ナクロワ)”を探す冒険に精を出している。
コメント
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