ショウジョウ
しょうじょう
猿山連合軍の一角・ショウジョウ海賊団の大園長。
「うそつきノーランド」の熱狂的なファンで、最終園長のモンブラン・クリケットを慕っている。
かなり人間離れした顔をしているが一応人類である。
ルフィ「何類だ?」
ショウジョウ「人類だバカヤロー」
生まれてから25年間で一度も髪を切ったことがないほどのロン毛。
普段はふてぶてしい態度を取っており、王下七武海の一角が落とされたと聞いて、自分が選ばれるんじゃないかと思い込むなど高慢な一面もある。
悪魔の実の能力者ではないが、「破壊の雄叫び(ハボック・ソナー)」という大声を武器に使う。しかし海上で使うと自分の船ごと破壊してしまう上、部下にも被害が広がるというあまり使いどころのない技。
普段は「探索の雄叫び(サーチ・ソナー)」としてソナー替わりに魚群や敵船、沈没船などを探知している。その際、「ウータンダイバーズ」というウェットスーツを着た海底探索チームが海中に潜って聴覚を研ぎ澄ませて拾った音波を逐一報告している。
ウータンダイバーズを潜らせて「探索の雄叫び」で辺りを探索中に麦わらの一味と遭遇。
その際、兄弟分であるマシラを蹴り飛ばしたと口を滑らせたルフィに激怒し、船の上で「破壊の雄叫び」を出したことで味方に甚大な被害を出す。ルフィ達のゴーイングメリー号にもその余波が出始めたため、ルフィ達はすぐに逃げ出した。
その後、ルフィ達はジャヤで出会ったクリケットを成り行きで看病していたところ、マシラと共に殴り込むような勢いで再登場。看病してくれている現実をすんなりと受け入れルフィと完全に打ち解けた後、猿山連合軍総出で空島へ向かおうとするルフィ達をサポートする役割を買って出た。
メリー号の補修作業中に黄金を狙うベラミー海賊団に襲撃されて重傷を負うが、チョッパーの手当てを受けた後は自力で回復し、補修作業と翌日の”突き上げる海流”までのメリー号の先導役をマシラたちと共に全うした。
その後、ルフィが空から送ったメッセージをクリケットやマシラと共に確認し、「うそつきノーランド」の黄金郷伝説に一つの区切りを付ける。新世界編では扉絵にて猿山連合軍の一員として”夢幻郷(ナクロワ)”を探す冒険に精を出している。
「声」の悪魔の実は映画『ONEPIECE』に登場する「エルドラゴ」のゴエゴエの実というものがある。こっちは指向性のレーザーのように声を放てる。
担当声優の田の中氏は、劇場版『ねじまき島の冒険』にてトランプ海賊団の一員であるブージャックを演じていた。
空島編時点で担当していた田の中氏は2010年に死去しているため、再登場した際別の声優が担当すると思われるが現時点で後任は未定である。
一応、2018年放送の『エピソードオブ空島』にも登場はしたものの、マシラやワイパー以外のシャンディア戦士達も含め、台詞無しだった。