失うものがねえ人間が一番恐ろしいって事を思い知るがいいぜ!
概要
ウェカピポとタッグを組んでいるスタンド使い。冗談を言ったりしているが相手にされていない。マジェント自身は冷徹なウェカピポを憎らしく思いつつも好意を抱いていたが、当のウェカピポからは「下っ端のカス」という辛辣な評価を下されていた。
マキナック海峡への移動の際に馬に直接乗らずにそりを引いてもらっていたり、度々咳き込んでいる事から体が弱い可能性がある。
劇中での活躍
ジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターと戦った際にはウェカピポと共に追い詰めたのだが、自身の能力を利用されて片目を失い、傷跡が残るほどの重症を負ってしまう。
そのまま死亡したのかと思われたがたまたま通りかかったディエゴ・ブランドーに助けられる。ウェカピポが裏切る一部始終を目撃したためウェカピポへの復讐の為に行動することとなる。
後にフィラデルフィアでスティーブン・スティールを銃撃、瀕死の重傷を負わせる。そしてウェカピポと再会、死闘を繰り広げることに。
自身の身体にダイナマイトを巻き付けて点火し、馬車諸共爆破しようとする。当然マジェントはスタンド能力によって無敵状態なのでダメージは受けない。こうして罠にハメられたウェカピポだが、鉄球を用いてスティールを守り、自身はデラウェア河に投げ出され負傷してしまう。
マジェントはその間隙を突いて銃撃するも、片目が不自由だったことから仕留め損なう。これによりウェカピポの反撃を許してしまい、馬車の車軸に用いていたワイヤーを全身に巻き付けられて川底に沈められてしまった。
マジェントは咄嗟にスタンド能力を用いて溺死から逃れるが、浮かぶためにはスタンドを解除してワイヤーを外す必要がある。が、解除すれば溺死してしまうという状況に陥る。マジェントは「Dioがまた助けに来てくれるはず」と都合よく考え、スタンドを解除せずに川底にいる事を選択する。
やがて第2部のカーズのように考える事をやめた。ちなみに「Dioを慕っている」「顔の傷の怨みが敗因になった」という部分はワンチェンとよく似ている。
名前の由来はSOUL'd OUTの楽曲「Magenta Magenta」。
ちなみにこの楽曲、ジョジョの大ファンであるSOUL'd OUTが第2部に登場した『エイジャの赤石』をモチーフにし作成した歌である。
彼の名前からしてカーズと共通点のある末路を迎えたのも必然と思われる。
スタンド「20th Century BOY」
身に纏うことで絶対的な防御を得る能力を持つスタンド。詳細は20th Century BOYへ。