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プロフィール編集

品種アングロアラブ
性別
毛色青鹿毛
誕生日1990年3月28日
死没日2003年?
ローゼンタイム
マンナクイーン
母の父ヒカルマンナ
5代内のインブリードセイユウ・シユンエイ4×3(全兄弟のため同じ馬と見做す) / バラツケー5×5
産地北海道鵡川町
管理調教師米川伸也(北海道)
生産者杉山義憲
馬主梅川文仁

経歴編集

1992年9月に札幌で開催されたアラブ系3歳戦でデビューし1着。岩見沢に転戦し2連勝し、重賞競走ジュニアチャンピオンでも勝利し、デビュー戦から4連勝を挙げる。


川崎競馬場開催の全日本アラブ争覇にも遠征し、ここでも勝利を収める。しかもレコードタイム優勝のおまけ付きである。


1993年シーズンは園田競馬場に遠征し、楠賞全日本アラブ優駿出走を目指し、トライアル競走へ出走。ここでも勝利を収めてデビュー以来無敗のまま全日本アラブ優駿へと出走する。しかし飛行機の音に驚いてパニックになり、スタートで躓いて揉まれる競馬となり、初黒星となってしまう。

その後は北海道へ戻ってアラブ優駿に出走して優勝。94年に岩見沢競馬場の銀杯に出走するが、レース前の調教でラチに激突して肩を傷めたことが災いし7着に沈んだ。これが現役最後のレースとなり、1995年2月24日に登録を抹消された。


引退後編集

引退後は繁殖牝馬としてマルゼン橋本牧場(マルゼンスキーの生産牧場)に繋養され、3番仔マルシンランサーが重賞門松賞(荒尾)を、4番仔デザートビューがクイーンカップ、銀杯(福山)を制した。

2003年に6番仔のインディペンデント(父・ワレンダー)を最後に、繁殖記録は途絶えている。


エピソード編集

アングロアラブ種はサラブレッドに比べて従順で温厚な性格だが、マルシンヴィラーゴは名前に「じゃじゃ馬」を意味するヴィラーゴを含んでおり、その名に違わない癖馬エピソードに事欠かない。

  • デビュー前の調教で突然逆走して他の馬に衝突する。マルシンヴィラーゴは大怪我を負ったが、衝突相手は殺処分となった。
  • 厩舎の馬房の壁を蹴る癖があり、緩衝材としてを敷いたが、3日で使い物にならなくなった。
  • 引き運動すらまともに出来ず、厩舎関係者2名が病院送りに。
  • 周りに馬がいると調教にならないので調教は深夜の競馬場で1頭だけで行う。

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