※本馬をモチーフとした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘についてはユキノビジン(ウマ娘)参照。
概要
1990年生まれの競走馬。岩手競馬(岩手県競馬組合)、JRAで活躍した。
父のサクラユタカオーによく似た、プロポーションの美しい栗毛の牝馬で、出走時はスタッフが鬣を白いワタリで縛り、「グッドルッキングホース」として人気が高かった。
プロフィール
生年月日 | 1990年3月10日 |
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英字表記 | Yukino Bijin |
性別 | 牝 |
毛色 | 栗毛 |
父 | サクラユタカオー |
母 | ファティマ |
母父 | ロイヤルスキー |
生産者 | 村田牧場 |
馬主 | 荒井幸勝 |
競走成績 | 10戦6勝(岩手4戦3勝、JRA6戦3勝) |
所属 | 阿部時男厩舎(水沢)→久保田敏夫厩舎(美浦) |
略歴
1990年
3月10日、村田牧場(新冠町)で誕生。
1992年
久保田敏夫厩舎(美浦トレーニングセンター)に入る予定だったが馬房に空きが無く、水沢競馬場(岩手競馬)の阿部時男厩舎が預かることとなる。
8月10日、盛岡競馬場の新馬戦(ダート、850m)で小野寺雅彦騎手を鞍上にデビュー勝ちをおさめる。以後、岩手競馬では4戦して3勝。
1993年
2月27日、JRAに移籍し、安田富男騎手を鞍上にクロッカスステークスで1着。10頭立ての9番人気だったが、3馬身差の完勝。
4月11日、桜花賞に5番人気で臨み、ベガとクビ差の2着に敗れる。
5月23日、優駿牝馬に3番人気で臨み、ベガの2着。馬体を併せ果敢に勝負をしかけたものの、最後は1+3/4馬身差をつけられた。人気馬となり、重賞勝ちも無いのにぬいぐるみが発売される。
10月3日、エリザベス女王杯のトライアルとしてクイーンステークスに出走。1番人気に応え、ホクトベガに2馬身差をつけて1着。
11月14日、岡部幸雄騎手に乗り替りエリザベス女王杯に出走。1番人気のスターバレリーナ、2番人気のベガに次ぐ3番人気。レースでは先行したが直線伸びず、ホクトベガの10着に敗れる。馬場鉄志アナウンサー(関西テレビ)の「ベガはベガでもホクトベガ」は名実況として知られる。
12月18日、ターコイズステークスに出走。エリザベス女王杯を勝ったホクトベガの56kgより重い56.5kgのトップハンデを背負ったが1番人気。先行から抜け出し、アルファキュートに1+1/2馬身差をつけ1着。その後、左前脚の骨折により休養となる。
引退後
脚部不安のため1994年9月に引退し、故郷の村田牧場で繁殖牝馬となった。
これといった繁殖成績は残せず、2010年に繁殖牝馬を引退。 その後は功労馬として村田牧場で繋養された。
2016年7月22日、老衰のため26歳で死去した。
繁殖成績
生年月日 | 名前 | 性別 | 毛色 | 父 | 競走成績 |
1996年3月21日 | カネツリーフ | 牡 | 栗毛 | ノーザンテースト | 4戦0勝 |
1997年3月18日 | ユキノクエーサー | 牡 | 栗毛 | ジェネラス | 44戦3勝 |
1998年3月1日 | ユキノアタック | 牡 | 栗毛 | フォーティナイナー | 41戦1勝 |
1999年2月24日 | ユキノチャーム | 牝 | 鹿毛 | ピルサドスキー | 14戦1勝 |
2000年 | ダンシングブレーヴ | ||||
2001年2月19日 | ユキノアイテール | 牡 | 黒鹿毛 | オース | 6戦3勝 |
2002年 | ダイタクヘリオス | ||||
2003年3月16日 | ロイヤルヘイロー | 牡 | 栗毛 | ブラックタキシード | |
2004年2月17日 | マルハチドーラン | 牡 | 黒鹿毛 | ウイニングチケット | 33戦2勝 |
2005年2月13日 | ローレルウェンス | 牡 | 鹿毛 | コマンダーインチーフ | 23戦0勝 |
2006年2月16日 | 牡 | 黒鹿毛 | マンハッタンカフェ | ||
2007年3月12日 | フジノボーガン | 牡 | 鹿毛 | コマンダーインチーフ | 8戦0勝 |
2008年1月11日 | ハルジオン | 牝 | 栗毛 | ティンバーカントリー | 8戦0勝 |
2009年3月9日 | コアンドル | 牝 | 黒鹿毛 | リンカーン | 19戦4勝 |
2010年 | ファスリエフ |
関連タグ
岩手競馬 JRA サクラユタカオー ベガ(競走馬) ホクトベガ
エアジハード:同じサクラユタカオー×ロイヤルスキーの配合(Nasrullah:S4×S5×M5)だった。
外部リンク
netkeiba.com - ユキノビジン wikipedia - ユキノビジン ニコニコ大百科 - ユキノビジン JBISサーチ|ユキノビジン