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ほんの「6秒」… それ以上長くもなく短くもなく…

キッカリ「6秒」だけ「時」を戻す事ができる


概要編集

【破壊力 - なし / スピード - A / 射程距離 - なし / 持続力 - E / 精密動作性 - なし / 成長性 - C】


第7部に登場するリンゴォ・ロードアゲインが扱う無数の足がついたタコのようなスタンド。3年程前に砂漠で身につけた(悪魔の手のひらだと思われる)。なお、初めてスタンドが明かされた時はMANDAMと表記された。


能力編集

能力は現時点から時間を6秒だけ戻すというもので、腕時計の秒針を戻す事で発動する。6秒以上戻す事はできず、使用すると必ず6秒戻る。スタンド自体は相手を攻撃できない為、リンゴォは銃を用いていた。能力を発動させても記憶だけは6秒前には戻らない為、マンダムを使用した本体のリンゴォ以外は混乱することになる。攻撃が起こった瞬間から6秒後に時を戻せば、食らった攻撃も無効化されるうえ、その攻撃が来ることを予測して避けることもできる。

それを利用し、リンゴォは果樹園に入り込んだレース参加者の歩みを戻し、何度も同じ場所に戻ってくる迷路のように見せかけていた。

ちなみに腕時計の針はあくまで能力を発動する為の精神的スイッチであり、スタンドではない。その為時計をわざわざ引き戻さなくても時を巻き戻せるのかも知れない。


このスタンドの強みとして、相手が本体の気を失わせる、本体を即死させる等の攻撃をしなければ、本体がいくら負傷していても状態を元に戻され、逆に攻撃方法がリンゴォにバレたりするところが挙げられる。先制攻撃されにくい為、相手の能力の様子見ができたり応用次第により色々な戦術が可能である。


リンゴォの精神力が続く限り、時を巻き戻すことで何度でも決闘を続けることが可能になるが、そこまで喰らいつかれると当然対戦相手にスタンド能力を攻略されてしまう(リンゴォ自身が相手に能力を隠さず開示していることもあるが)ため、勝負の行方はリンゴォ自身の地力にかかってくることになる。


元ネタ編集

スタンド名の由来は、アメリカのカントリーシンガー、ジェリー・ウォレスの曲『Lovers Of The World(男の世界)』からだと思われる。

男の世界

元ネタの楽曲はチャールズ・ブロンソンが出演した化粧品マンダムのCMでお馴染みの曲。この商品が売れたのがきっかけで、発売元の丹頂株式会社が社名を「マンダム」に変更したり、「マンダム〜男の世界〜」と改題されたアルバムが日本で発売されたりしている。

CM撮影の時間が無くなった際、モデルのチャールズ・ブロンソンが腕時計の針を戻し「まだ一時間あるぞ」と言ったというエピソードがある。

これらがリンゴォの精神的スイッチやスタンド能力に反映されている。


ちなみにCMの話は実際は撮影監督が作った作り話という事が数年後わかっている。


関連タグ編集

ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン

スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧 巻き戻し 時間操作

リンゴォ・ロードアゲイン 男の世界


キラークイーン第3の爆弾。こちらと同じく「時を巻き戻す」能力を持つ。ただし、こちらは人間に仕掛ける地雷のよう、複雑な発動条件を持つ他、巻き戻す時間はキッカリ1時間であるなど明確な違いが多い。

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