カードテキスト
フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
概要
もう片方の融合素材となるドリーム・ピエロとよく似た性質の効果を持っている。
こちらは有効に発動条件を満たす手段があちらに比べると若干少ない代わりに、除去方法が耐性持ちやEXデッキのモンスターに対してより有効なものになっている。
マーダーサーカス・ゾンビはこのモンスターがゾンビ化した姿という設定だが、カード効果の上でこのモンスターと関連することはない。
モデルになっているのは殺人ピエロとして有名な実在した殺人鬼「ジョン・ゲイシー」だと思われる。
原作・アニメ作品において
原作漫画及びアニメ遊戯王DMの王国編ではゴースト骨塚が使用した。
元はバンデット・キースが自身の手持ちのカードで骨塚のデッキを改良して投入した1枚であり、キースの指示で仕方なく召喚するも撃破された。
これは原作版のリビングデッドの呼び声の効果でゾンビモンスターとして復活させるための戦術であり、当初骨塚は気づいていなかった。
ゲーム作品において
一部のデジタルゲーム作品では以下の説明文を持つ通常モンスターとして収録されている。
DM1/DM2/DM3/DM4
やみのサーカスでおどるピエロ そのおどりをみていると ちからがぬける
DM7/DM8
やみのサーカスでおどるピエロ。そのおどりを見ていると力がぬける
意外にも死を連想させるような言葉や残酷な内容は書かれていない。
融合システムが導入されている作品では、このカードと爬虫類族モンスターでソウル・ハンターになれるという特殊な融合パターンが存在している。
またDM4では僅か守備力50の差で幻想魔族最強の下級モンスターになり損なったカードでもあり、自身がゾンビ化した姿であるマーダーサーカス・ゾンビとの格差がよく語り草になっている。