概要
金仮面で顔を隠した謎の女。ソウルの業を奉じる者「秘匿者」と呼ばれ、恐れられる影の存在。
沈黙の長ユルトに対して暗殺命令を下していた黒幕的な存在らしい。
ユルトの台詞から察するに、プレイヤーの事も暗殺対象として警戒していたようだ。
ユルトを殺害した後、あるいは多数のNPCを殺害してプレイヤーのソウル傾向が最黒に染まると「楔の神殿」内に現れ、プレイヤーに他NPCの暗殺を依頼してくる。
PS3版では声が低いので男と勘違いしたプレイヤーもいたようだが、リメイク版の日本語音声では妖艶な女性といった感じの声音になっている。
暗殺イベント
暗殺対象となるNPCは以下の6人(とその取り巻き)。既に死亡している者は依頼がスキップされ、報酬も貰えない。ただし、取り巻きに関しては先に死亡していても問題は無い。
依頼報酬は後半になるほど魅力的なものになっていくが、対象になっている者たちは商人を兼ねていたり、共闘イベントがあったりするなど、何も考えずに殺害すると面倒なことになる者達ばかりである。その為、依頼を受けるか否かは冷静に吟味する必要があるだろう。
- 聖者ウルベイン、神の従者、神の崇拝者(報酬:儚い瞳の石)
- 賢者フレーキ、フレーキの弟子(報酬:儚い瞳の石)
- ハイエナのパッチ(報酬:色の無いデモンズソウル)
- 双剣のビヨール(報酬:色の無いデモンズソウル)
- ボーレタリアのオストラヴァ(報酬:獣のタリスマン)
- 魔女ユーリア(報酬:仇の指輪)
最後の暗殺対象を倒すと、ソウルの秘密を秘匿するためにプレイヤーを殺害しようと襲い掛かってくる。これを返り討ちにすると彼女の装備を手に入れることが可能。
自信満々に襲ってきた割には、あまり強くなかったと評されることが多い。
装備
金仮面
繊細な意匠が施された金の仮面。密室に篭ってソウルの業を奉じる「秘匿者」たちの中でも、特に高い地位にある者だけが着用を許されるという。頭部用の防具扱い。
秘匿者シリーズ
なめらかな黒布に金糸をあしらった、女性専用の贅沢な軽装防具。
服、手袋、具靴に加え、上記の金仮面を装備するとメフィストフェレスの衣装となる。
軽装防具の中では最も魔法防御力が高く、対魔術師戦に有効。
憎まれる者の指輪
か細い金の蛇の形をした指輪。かつては咎人の証として使用されていたらしく、この指輪を指に巻きつけた者は石打たれ、唾を履かれ続けたという。
そのせいか、装着すると敵から優先的に攻撃されてしまう。
エペ・ラピエル
秘匿者が持つ武器の一つ。繊細な金の意匠が施された儀式用の刺突剣。
強い炎の魔力が付与されている為、突く度に相手を炎上させる。
刺突剣としては武器耐久値が高いのも特徴。
パリングダガー
秘匿者である為、ユルトと同様に装備している。
例の如くパリィはあまり使わないが、エペ・ラピエルと二刀流で振るってくる。
吸魂
相手に拳を突き立てソウルを吸収する魔法。
NPC相手に使用した際と他プレイヤーに使用した際で効果が異なり、対NPC使用時は相手を即死させ、2倍のソウルを入手できる。そして対他プレイヤー使用時は相手にダメージを与えられない代わりに、ソウルレベルを1下げることが可能。(あちらはダメージを受けるが)老王オーラントの掴み攻撃に近い効果である。
非常に強力な魔法に思えるが、リーチが短い上に動作が非常に長く、動作を完了しなければ効果を発揮しないので、ほぼ成功する事がないロマン技、あるいは産廃魔法である。
ステータス振りを間違った際、あえてメフィストに吸魂させてレベルを下げ、レベル上げをやり直すといった形で利用する者もいる。
黒衣の火防女のデモンズソウルを魔女ユーリアに渡すことで入手できる。