誘導分岐
概要
外国の女性名の一つ。しかし、特に名前の意味に当たるものは記されておらず、おそらく語と語を組み合わせた造語系の名前だと思われる。(おそらく、『melo(mero)』+『ora』の組み合わせか。)
アーサー王伝説のメローラ
騎士物語の『メローラとオルランドの物語』の主人公。
監禁された婚約者・オルランドを救い出すために自ら男装し、救出に必要な「ロンギヌスの槍」、「カーバンクル」、「トュイスの豚の脂」を探し出すたびに出る。
彼女の他にも、実はギネヴィア妃や他の女性との間にも子供がいたという逸話は多くあり、もともと多数の伝承であった「アーサー王」の伝説が大きく一つになる際に、削られてしまったり、他の伝承の登場人物になったりしている。
例えばフランスの「聖杯」の散文物語の『ペルスヴァル(ペルレスヴォー)』には、同じくギネヴィア妃の子供としてロホルトという息子が登場するが、『アーサー王の死』(マロリー版)はサナム伯の娘・リオノレスの産んだ子ボーレと同一人物だとされ、母親に関する伝承が違っていたり、キャサリン・ブリッグズの『英国民話事典』にはローランドとエレンという兄妹がアーサー王の子供であり、シェイクスピアの『リア王』のセリフの一つに「チャイルド・ローランド」として登場していたりする。
関連タグ
イナズマイレブンGO2クロノ・ストーン:空野葵が扮していたメローラ姫の元ネタであると推測される。