ユニキャブ
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ゆにきゃぶ
いすゞ自動車がかつて製造・販売していた小型トラック
1967年に発売されたオープントップ構造の小型トラック。
一見するとジープ風の外観だが、シティユースメインでオフロード走行を前提としていない現代で言うクロスオーバーSUVに近いコンセプトを持つ。駆動方式も4WDではなくFR。
サスペンションは同社の小型トラックワスプ、エンジンは乗用車ベレットと同一である。
当初はフロントウィンドウを倒すことで完全なオープンにもできる仕様だったが保安基準の改正により許可されなくなった。
前期型(KR80型)は4人乗り、後期型(KR85/86型)は4人乗りタイプのほか前席2名、後席3名ずつ向かい合わせの8人乗りタイプが追加された。
ただ当時の国内市場的には時期尚早だったようで販売台数は伸び悩み、1974年に終売となった。
ただコンセプトそのものは後に発売されたSUVのミューへ生かされている。
特撮テレビドラマ、特にウルトラシリーズには発売直後の『ウルトラセブン』から登場しており、特に『ウルトラマンレオ』第6話のいわゆる「ジープ特訓」の場面が有名である。
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