CV:長縄まりあ
概要
世界樹の国ユグドラシルに暮らす、リスの神獣。九の世界を跨いで人々を癒す【癒し手】の一員。
父にレーラズ、兄にエイクスルニル、姉にフレスベルグとニーズヘッグとヘイズルーンがいる。つまり5人きょうだいの末っ子。
人間の姿は幼さの残る顔立ちの少女。リスの耳と尻尾が生えている(ただし実体はないのか、被弾絵ではそれらが破けているように見え、さらには消すことも可能なようだ)。
化身姿は巨大なリス。戦う際はこの姿になり、突進することで攻撃する。
人間状態の耳と尻尾、リスの姿は橙色に薄ら発光している。
一人称は「あたし」。あわてんぼうで、滑らかに話せないこともしばしば。たまに舌を噛んでしまう。
優しい性格で、家族のことを愛している。
父レーラズからアルフォンスの暗殺を命じられ、単独でアスク王国に乗り込む。しかし、善良な人間を殺すことに抵抗を覚えていたため敗れ、捕虜となる。
レーラズは彼女と姉2人に別々の命令を与えており、ラタトスクも暗殺計画の詳細は知らなかった。彼女はユグドラシルの活動網や、姉2人が任務を遂行した後に自ら命を絶つように言われていることを特務機関に伝える。
そしてアルフォンスは敢えて彼女を釈放し、二重三重のスパイに仕立て上げる賭けに出る。家族を助けたいラタトスクは嫌われてでも裏切ることを決意し、ユグドラシルと特務機関を行き来して情報を伝える役目を担うことに。
ユニット性能
看護の癒し手 ラタトスク(神階英雄)
「あああたし、ラタトスクですっ!
【癒し手】で看護をしてたの。
怪我や病気の人はいませんか?」
属性 | 青 |
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兵種 | 獣/騎馬 |
武器 | 世界樹の栗鼠の尻尾(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 攻撃速さの激突4 |
B | 絶対化身・敏捷4 |
C | 癒し手の心(専用) |
2023年12月から天の神階英雄で登場。恒例のヒロイン枠なので第8部1章をクリアすると必ず仲間になる。
ステータスは攻撃速さ守備が高く、魔防はかなり低い。
専用武器はキラー武器効果と再移動(2)発動可能に加えて自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつ攻撃速さが9-味方のHPが40%以下の数×3分、増加して奥義カウント変動量+1。そして最初に受けるダメージと2回攻撃のダメージを40%軽減。化身効果はアイト以降の効果に反映。
絶対化身・敏捷のグレードアップ版が登場。効果自体に変化はないが新たに戦闘中、敵の速さ守備-4かつ速さの10%分ダメージに加算が追加。ダメージを増やせるようになった。
専用Cスキル「癒し手の心」は再移動発動後および行動後、自分のマスとその周囲2マス以内に天脈・緑付与。このマスはスキル効果でのワープ移動不可かつキャンセル効果。
もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+4かつキャンセル効果と戦闘後、HP7回復。そして周囲2マス以内の味方にも戦闘後、HP7回復。サポートや妨害、回復もこなす万能なアタッカーとなっている。
弱点は騎馬特攻と魔防の低さ。また、軽減効果無効も苦手とし、不治の幻煙を相手にすると回復が阻害されてしまう。ワープを妨害しても、移動力そのものを上げるユニットは流石に防げないので奇襲には注意したい。
余談
元ネタは北欧神話の世界樹「ユグドラシル」に住むリスで同じ世界出身のフレスベルグとニーズヘッグの会話を行き来しながらメッセージを伝えている。だがラタトスク自身が滅茶苦茶に話を誇張している為、フレスベルグとニーズヘッグの仲は険悪。召喚師の間で今回の騒動は彼女が原因ではとの考察が挙がっている。
担当声優の長縄まりあはファイアーエムブレムシリーズ初担当。
キャラデザ担当のコザキユースケ氏によると、ラタトスクのデザインは「従軍看護師をモチーフにしている」。
またシナリオ上では尻尾を抱きかかえた差分イラストも存在し、多くの召喚師から「可愛い」と好評だった。「英雄たちの日常」でも話題にされる程で、スケジュールはキツかったがどうしても加えたかったので3時間強で仕上げた産物だそうである。