リチャード・ハモンド
りちゃーどはもんど
ジェレミー・クラークソン、ジェームズ・メイと共に長年英国BBCの人気番組TopGearの司会を務めた。
車の好みが微妙に異なるジェレミーと舌戦を繰り広げ、それをジェームズが一歩引いた位置から眺め舵取りをするというスタイルが人気を集めた。
また、出身地や年齢が他二人と離れているため「田舎者」「バカ」と呼ばれることが多く、「Hammond, you idiot!(ハモンド、このバカ者！)」はお決まりの台詞となっている。
現在は三人揃ってアマゾンプライムと契約し、インターネット配信番組「GrandTour」の司会を担当。以前にも増してバカ騒ぎ(褒め言葉)している。
ハモンドという名前からついた愛称が「ハムスター」で、当人もお気に入りで自身のオフィシャルサイトのURLに組み込むほど。また、三人の中で一番背が低く、身長ネタでよく弄られる。日本人ドリフターと共演した回(シリーズ6エピソード11)ではアジア人より背が低いと思い切り弄られてしまった。
と言っても彼の身長は約170cmでそう小柄なわけではない。身長2mに迫る偉丈夫のジェレミー、183cmのジェームズと並んでしまうと相対的に小さく見えてしまうだけである。
マッスルカーをはじめとして、全体的に大排気量・爆音の車を好む傾向にある。
日産ジュークを激しく嫌っており、街で日産ジュークを見かけるたびに「I HATE YOU(大っ嫌いだ)」と窓越しに威嚇するのだとか。
私生活においてはポルシェ911の大ファンであり、大型バイクも所有する。
TopGear司会の中で最多の事故回数を誇り、番組中の事故でも2回大怪我を負っている。
最初の事故は2006年9月、ジェットエンジン搭載車での最高速チャレンジ中の横転事故で、むき出しの運転席にいたリチャードはヘルメットは被っていたものの頭部に多大なダメージを負い重体に陥り、番組復帰後も後遺症が残った。幸い年を追うごとに回復に向かっているそうである。この事故については番組中自分で解説しているが、海外での放送などは本人の意向で行われていない。ちなみに、リチャード復帰時はイージージェットのタラップから降りてくるという強烈なブラックジョークが効いていた。
二度目は2017年6月、スイスでのヒルクライムイベントに1088馬力の電気自動車で参加中に起きたコースアウトからの転落事故。彼は膝を骨折し、命に別状はなかったもののGrandTourの公開が延期されるほどの事態となった。
・「ハンバーガーしか口にできない」と言われるほどの偏食家。「魚介類が食べられない」というのが海外ロケでの定番の弄られネタ。番組の企画で来日した際は「来る国を間違えたな」とまで言われた。
・ポルシェの熱烈なファンであり、ポルシェ車が登場する企画では「ナチスが作ったから」という理由でポルシェ嫌いなジェレミーと必ず口論になる。
・他にも「マッスルカー好き」「NASCARは好きだがF1には疎い（モナコGPの存在を知らなかった）」という性格から怪しげなアメリカンキャラで番組進行をすることがある。
・虫が苦手。ボリビアに行った際は車内に侵入してくる虫に本気でビビり、しまいには「耐えられない」と車を止めてしまった。その場で野宿する羽目になったが、テント内に侵入してくる虫で寝られなかった様子（ジェレミーのナレーション曰わく）。
