概要
漫画『アンデッドアンラック』に登場する古代遺物の1つ。
ウィンターの課題(クエスト)報酬として名前が判明したが、それ以外の詳細は不明。
その正体とは……。
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正体
リメンバーの正体とは、主人公・アンディの頭に刺さっているカード。
その効果とは、記憶の復元と封印。
カードの表と裏でそれぞれ効果が異なり、
・ループ前の記憶を取り戻す『表』の用途
・記憶を封じる事でかつての関係を帳消しにする『裏』の用途
つまりはコンティニューかリセットかを選択出来る。
ループ毎に『表』か『裏』、どちらか一方の使い方しかできず、一度使用すれば次ループまでもう一方の用途は不可能。
ジュイスの回想では、それ以前のループでも使用した事が判明しており、ユニオンの仲間を集める為に必要不可欠な古代遺物と言える。
ヴィクトルとジュイスの過去
リメンバーが何故主人公のアンディの額に刺さり、ヴィクトルの人格を封じ込めているのか。
それはかつてヴィクトルとジュイスが袂を分かった出来事に起因している。
99回目のループを経ても神を倒すことが出来ず、無力感にさいなまれるジュイス。死んでいった仲間のため、そしてヴィクトルのために歩みを止めようとしない彼女の姿にヴィクトルは限界を感じる。
100回目のループ世界のリメンバーは、とある教会の像に隠されていた。しかしリメンバーの存在はジュイスに希望を与えてしまう。
ヴィクトルはジュイスを殺してでもループの苦しみから解放し、最後の世界で幸せに生きれる事を願い、彼女に襲いかかる。
しかし、その決意が『正義』となった為、皮肉にも彼女の否定能力・不正義の対象となり、動きが止まる。その隙をつき、ジュイスはヴィクトルにリメンバーを突き刺した(アニメ版オータム編では、断片的に描写されるサプライズがある)。
最愛の人が「希望」に出会えるその日まで、数千億年にわたる辛い記憶をリセットするために。
その結果、ヴィクトルはリセットの影響を脱する手段として、不死の再生を応用してアンディという別人格を誕生させた。
こうして主人公・アンディは、過去の記憶を何も持たない謎の男として、不死の人生を歩むことになるのである。
101回目のループ
最期のループを託された風子は、もう一度仲間達と再会し、ループ前の皆の記憶を呼び起こすアイテムとして、リメンバーを重要視する。
1800年代からループし、170年かけて世界中を巡ってリメンバーを探し回ったが見つからず、課題報酬でのみ出現(ドロップ)する古代遺物だと推測。
後にリメンバーの所在情報は、ボイド捕獲の課題報酬として登場することになる。
無事にボイドを仲間入りさせたタイミングで、風子はリメンバーの使い方を仲間達に説明する。
もしこれを使えばこれまでのループの記憶が解放され、膨大な経験値を取り戻す事で戦力増強することが可能となる。しかしかつての辛い記憶も蘇ることを伝え、風子がこれまでに出会った25人の否定者を円卓に揃え、その上でリメンバーを使っても良いか問う事を決める。
リメンバーは、最期のループで神に勝利する鍵となるアイテムとなったのである。