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黒斗雲

こくとうん

漫画「アンデッドアンラック」に登場する古代遺物。黒雲型の空飛ぶ乗り物。
目次 [非表示]

概要編集

戸塚慶文の漫画アンデッドアンラックに登場する乗り物型の古代遺物(アーティファクト)「黒斗雲」と表記して「こくとうん」と読む。


大きさは大人一名が乗れるほどの黒雲。現搭乗者はファン=クーロン

同型の古代遺物金斗雲と対照的な空飛ぶ真っ黒な雲。


性能編集

大要は古代遺物金斗雲(きんとうん)と同じく、下記の推定資格者を乗せて空中浮遊高速飛行、所有者の呼び声に応えて何処かから飛んできて駆け付ける。


金斗雲は搭乗資格「心の清い者」を審議するなどの自我があるように、対局な乗物・黒斗雲(こくとうん)も同様な性質があると推定される。

しかし原作漫画22巻現在、黒斗雲の具体的な搭乗資格といった性能は公式説明されていない。だが作中の様子から、凡そ「心の悪い者」を審議して搭乗させているようであり…。


余談編集

雲に乗って空を翔ける代表作「西遊記」の関連にて―

  1. 世界的人気作「ドラゴンボール」の物語初期、創作参考「西遊記」の特色が強い章節へ登場する悪役の殺し屋・桃白白は、アニメ独自展開黒い筋斗雲に乗る場面がある。正確には、成り行きで借り与えられて搭乗する、ほんの僅かな一幕である。
  2. 2006年公開、日本制作の同表題ドラマ「西遊記」における映画版(2007年)。最悪の敵が一角・銀角大王バイクのような意匠もある青黒い筋斗雲【黒烈雲】に乗り、天空を爆走する様子が活写される。

といった描出があるように、悪者=黒色な反映をされる傾向・制作例がある。

本作「アンデッドアンラック」でも、不道徳な悪道者=漆黒(くろ)を反映した代物の一環で黒斗雲(こくとうん)を描かれたと思われる。


関連項目編集

アンデッドアンラック アンデラ

古代遺物(アンデラ) 乗り物 空を飛ぶ

黒い 黒雲 雲に乗る


ファン=クーロン

本作の金斗雲・・・対比的な乗物型の古代遺物






























































アンデラビフォアフ編集


⚠以下、漫画『アンデッドアンラック』のネタバレを含みます。これから単行本アニメを楽しみにしている方は閲覧注意。⚠

















本作『アンデッドアンラック』では、特異な理「ループ」によって人知れず、幾度も世界規模な破壊創造循環ループ)」が繰り返される不条理な真実があった。

なお本編第一話時点の世界は99回目の周廻(ループ)、100回目の世界が舞台である。


やがて物語は加速し、全ての悲劇を否定するため主人公達は次の世界 / 周廻(ループ)へ渡る。

101回目の世界 / ループ100、これを最後にとの決着、最高の物語を迎えるために。



今世界/ループ100で(再)登場するファンの回想にて、黒斗雲(こくとうん)は若年期で中国の武闘大会に出場し、優勝して入手した経緯が明かされる。


続・性能編集

同型の古代遺物金斗雲が搭乗資格「心の清い者」に対し審議中の場合、その時点の自己基準と比例して雲(からだ)へ埋もれた状態で利用者を運搬する。

  • 作中例:身体半分が雲に埋もれる青年。他者の為に動く貢献心はあるも、女性の膝枕を羨むといった不心得(スケベ)もあって、の下半身が雲を突き抜けて宙ぶらりんな不格好となる。

言語は発せずとも、明確な意思/知性が宿った雲型の乗物。この特徴から黒斗雲も同様の性質があると暗示されている。


原作漫画19巻の終盤、主人公馬鹿弟子との対話・対戦を経て、どことなく憑き物が落ちている風のファン=クーロン

当時の誓約は果たしたのもあって、黒斗雲に乗り飛び去ろうとする場面。彼の足元を注視すると、脚の半分ぐらいが雲に埋もれている。それから幾日、男は成り行きでまさかな展開日本高校体育教諭になる日々を過ごす(ファン\謀ったな…/)

あんだかんだ律儀な性格もあって、変に真面目先生役を担ってきたファン。かつては邪道を生きてきた彼にとって、無自覚に少しずつ毒気が抜ける生活だった様子。ある場面-原作漫画20巻の描き下ろし幕間-で黒斗雲へ搭乗したら"ズボォ"と下半身が雲を突き抜けて宙ぶらりんな不恰好になってしまった。さらに飛行速度は遅い変化もあって苛立つファン


ジジイまとめ

物語が進む度、徐々に黒斗雲へ沈む様相。これと同型の金斗雲にある性能「搭乗資格/心の純度を審議中へ比例した運搬」も引き合わせれば、今世界/ループ100における悪?の武闘家・ファン=クーロンへ生じている心情変化を想像する一環となっている。


この為、本作『アンデッドアンラック』の関連作品を検索した際、

  • 前世界/ループ99:普通に黒斗雲へ搭乗
  • 今世界/ループ100:黒斗雲へ体が埋もれる状態

といった対局な創作がされている。

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