概要
公式大会で用いられたり、ルールブックには記述されたりはしていない特定の地方、場所、組織、仲間内等の『特定の括り』でのみ適用されるルールを指す。
ローカルルールの一例
他にもご存知の方は追記をお願いします。
- 麻雀における『十三不塔』や『シロアリルール(白の麻雀牌は他の種類の牌の替わりに出来る)』
- unoにおける『自分のターンに出せるカードは1枚のみ』『出せるカードが手札にない場合、出せるカードが出るまでカードを引き続ける』等
- トランプゲーム「大富豪」はローカルルールが多いことで有名。(『革命』『イレブンバック』『シークエンス(階段)』等)
ただし、賭け麻雀など法律やモラルに大きく違反するものに関しては『ローカルルールだから』という言い分が通用しないので要注意。
当然、勝負の決着がついてから後出しでローカルルールを持ち出して無効試合にしたり、勝負を延長させる等を行うのはもってのほかである。
同人界隈におけるローカルルール
アニメやゲームなどの二次創作においては、万人向けのファンアートもさることながら、中には腐向けや夢向けや百合などの非公式ネタも存在している。
しかし、元よりそういった作品は「非公式」であるものを公式が「暗黙の了解」としている上で成り立っているので、二次創作を行う側としては「ジャンル名・キャラクター名を大々的に出さない」「カップリング名だけを出す」「必要に応じて「腐向け/夢向け」などの注意を明記する(pixivにおけるタグ付けも同様)」といった配慮(特に女性向け界隈)がなされているのだが、中には「私の推しカプをもっと広めたい」「同じ嗜好の人と交流したい」、あるいは「界隈におけるそういったマナーを知らなかった」が故にジャンル名やキャラクター名を明記してしまい、「あのキャラクターのファンアートを検索しようとしたら、大多数が腐向けだった(中にはマイナス検索で除外しきれないレベルのこともある)」「キャラクター単体の絵かと思ったら夢向けだった」といった事例が多発している。
そういったトラブルを未然に防ぐためには、まず「該当ジャンルにおける棲み分けについて確認する(※大手掲示板サイトでよく使われた「半年ROMしろ(ルールが分からないのであれば、半年は閲覧に徹して掲示板の流れや傾向を理解しろ、の意)」はまんざら間違いでもない)」ことを念頭に置いた上で作品を公開するのが妥当かと思われる。
なお、腐向け作品に対しては「作品・作者別、腐向け作品リンクタグ」の項目に詳細が記されているので、そちらも参照しておくと幸いである。
ちなみに男性向け界隈では棲み分け意識が薄いせいか、細やかなローカルルールはあまり存在していない。
関連タグ
俺ルール:発言者が考案した発言者のワガママや目的を成立させるためだけに存在する最低最悪のルール。