ワッツ・ステップニー

わっつすてっぷにー

ワッツ・ステップニーとは、「機動戦士ガンダムUC」の登場キャラクター。

概要

地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロットであり、凄腕部隊トライスターの一員。

搭乗するジェスタのコードネームはU009（ユニフォームナイナー）。

トライスター隊の中では一番年下で単細胞で血の気も多いが、パイロットとしての腕は一流である。

戦場においても「仁義」を重んじる、好漢という面もある。

小説版では、袖付き艦隊と戦うネェル・アーガマ隊の援護をナイジェルに進言、バナージと共闘する。

アンジェロが自らの邪魔になる味方機まで撃墜したことで、「仁義も弁えないガキ」が戦争をやっていることに激怒、被弾も厭わずローゼン・ズールに突撃するが、敵わず撃墜され、自らの無謀な行動を自嘲しつつバナージに後を託して戦死した。

自身はローゼン・ズールに一矢報いることはできなかったが、その怒りと最期の思念はバナージを奮起させ、ローゼン・ズールのサイコ・ジャマーを打ち破る大きな要因となった。

OVA版では、トライスター隊は宇宙に上がらずシャイアン基地のコロニーレーザー管制施設占拠に赴いたために生き残る。

その際、「これぐらいしか、出番ないっすからね」と小説版から活躍シーンが大幅カットされたことに対するメタのような台詞を発している。