概要
狼の特質を持つ獣人種。森林や山地に棲息し、狼の如き強靱な脚とスタミナの持ち主である。
知性は高いもののその性格は凶暴。サキュバスである現魔王の影響下にある彼女たちにとっての「獲物」は男性である。
ワーウルフの性欲は強く、その性行為は長く、激しい。
人間の女性に噛みつく事で相手をワーウルフ化させる生態を持ち、人間から転化したワーウルフは生まれつきのワーウルフよりは大人しいが、性欲の増大や他者への噛みつきによるワーウルフの増加を試みるようになる等、原生種が持つ性質は顕れることになる。
ワーウルフにとって男性は基本的に「襲う」対象であるが、彼らに反撃され打ち負かされた場合、また恋した場合は男性側を主人と認め、忠犬のように尽くす。
とはいえ訓練もなしにパワーとスタミナに勝る彼女たちに実力を認めさせるのは至難の業である。
ワーウルフの個体
- プリメーラ・コンチェルト
ハーフエルフの弓使い。純粋なエルフは、生まれ持った高い魔力のため、淫魔化する場合、エルフの形態を保ったまま「翼や角、尾もないサキュバス」となり、他種の魔物娘にはならない。しかしプリメーラは片親が人間だったため、この変化を為し得た。
近縁種(ウルフ種)
ワーウルフをはじめとするイヌ科系の獣人たちは通常のイヌ類にとって猛毒であるタマネギ等を食べても平気であり、人が食べられるものなら何でも栄養にできる。
人間が食べられるものは摂取しても害にはならない、という特徴は他の魔物娘も持っている。