概要
獅子人間、もしくは人獅子とも。
全体は二足歩行の人間、頭部は獅子、また手足の先も獅子となっていたり、全身が人間よりも一回り巨体化している場合が多い。
人間的な理性は減退もしくは消失しているが普通の獣よりは知恵が回り、かつ野獣の獰猛さと残忍性を併せ持つ。
登場作品によっては爪牙の攻撃に毒や麻痺の追加効果、ダメージの自動回復といった特殊能力を具え得る。
ワーウルフ(WereWolf)に代表され、シェイプシフター(shapeshifter)もしくはワークリーチャー(werecreature)と総称される変身型獣人の一種。
ただし作品によっては変身についての描写や設定が無く、「その姿をした独立種族」「先天的にその姿で生まれた個体/集団」「後天的にその姿になった個体/集団」などが「ワー○○○○」という獣人として扱われることもある。
特にゲーム作品のモンスターの場合、獣化した状態で遭遇することが多く、また意思疎通も成り立たないことがほとんどなので、その性質や来歴に不明な点が残るのは当然ともいえる。
事例
ナラシンハ(Narasimha/नरसिंह)はまさに「人獅子」と訳される。
ピープロダクションの特撮時代劇。主人公ヒーローが獅子頭の武者。
『ライオン仮面』
『ドラえもん』の作中で連載されていた漫画作品と、その主人公。弟のオシシ仮面も参照。
『Wizardry』
初出はシナリオ#2。
毒と自動回復の能力を持つが、同じ迷宮に出現するワーパンサーの方が強い。
FC版Ⅲではワーパンサーが弱体化して立場が逆転したが、ワーライオンと同じ階層で遭遇するワーアメーバの方がよほど怖い。
『ウォーザード』
プレイヤーキャラクターの一人であるレオが、獅子の頭を持つ人間。