概要
「Wurst」。
ドイツでは諺にも登場するほどの国民食のひとつ。主にビールのおつまみとして食べられている。皮なしのタイプも広く出回っている。
カリーヴルスト (Currywurst)
香ばしく焼いたソーセージを一口サイズに切り分け、カレー粉とトマトケチャップで和えたベルリン名物。ソースを味わうためにポテトやパンといった付け合せも選べる所が多い。小さいながらも博物館が出来るほどメジャーな、ドイツを代表するB級グルメ。登場したのは戦後で、発祥については諸説あるが、ベルリン説が優勢らしい。
参考リンク - YOUNG GERMANY / GOTRIP! / トラベルWatch etc...
ヴァイスヴルスト (Weisswurst)
ミュンヘンをはじめとするバイエルン州(ドイツ南部)で見られる、仔牛肉を使った白いソーセージ。傷むのが早く、日持ちしなかった頃からの伝統で、午前中または昼に食される。茹でると皮が破れるおそれがあるため、沸かした湯に入れて温める。皮から中身を取り出して食べるのが現在では一般的だが、端を切り落として直接吸い出すワイルドな食べ方も伝わっている。定番のお供はプレッツェルと白ビール。
リンツヴルスト (Rindswurst)
フランクフルトで見られる、牛肉(rind)を使った赤みのあるソーセージ。
ボックヴルスト (Bockwurst)
本場ドイツのメーカーである「ブックルンダー」が製造・販売している瓶詰めのソーセージ。
肉本来の旨味を引き出すためにブナの木で燻製したフランクフルトであり、日本でも販売されている。
関連項目
本格ドイツ風ソーセージなどを扱う日本の食肉加工品メーカー。