“ひとつに、一族は、人間を滅ぼさない”
“ひとつに、一族は、人間に幸せを与える”
“ひとつに、一族は、女性が使命を引き継ぐ”
概要
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAYに登場する秘密結社。公式でも「謎の組織」としか言われないほどの全く全貌が見えない。
古くから「人類の幸福」を目的として、世界を影から操り続けてきた。そのためならば、部分的に不幸を生んで、それ以外の者たちに幸福を実感させるという手段も取り、戦争を起こす事も手段の1つと捉えている。
- 「不幸を体験した人間だけが、幸福を実感することが出来る。毎日の食事に困っていない者は、食べられるという根元的な幸せを理解することは出来ないだろう。したがって、幸福を与えるためには、同量の不幸を作らなくてはならない。」…というのが『一族』の理屈である。
- 『一族』は平和が続くと戦いや事故を起こしてマッチポンプ的に人々を救済して『一族』によって作られた幸せを与えてきた。『一族』が存在する限り人間は永遠に「戦争の無い理想郷」にはたどり着けない。デスティニープランにより全ての人間が遺伝子により運命を定められた「戦争の無い理想郷」(…という名のディストピア)を作ろうとしていた彼にとっても『一族』は目障りな存在であっただろうことがうかがえる。
現在の首魁はマティスと呼ばれる女性。
地球連合やロゴスと繋がりのあるため、地球連合軍特殊情報部隊と呼ばれるポストが用意されている。
サー・マティアスと言う人物もかつては一族の1人だったが、マティスとその祖母によって追放されている。
サー・マティアスが風花・アジャーに語ったところによれば、『一族』は約三百年前に生まれた『完全な紅茶』を「人々の幸せに反する」と消し去ってしまったらしい。
所属する人物
アッシュ・グレイ(スカウト0984)
イルド・ジョラール(スカウト0646)
保有するMS・戦艦
ZGMF-X12A(RGX-00) テスタメント
ZGMF-YX21R(RGX-04) プロトセイバー
ガーティ・ルー級特殊戦闘艦(艦名不詳)