概要
東京都中野区弥生町五丁目にある、東京メトロ丸ノ内線のうち方南町支線の駅(Mb04)。1961年2月8日開業。
駅名の由来になった「富士見町」は1961年2月の方南町支線開業当時の地名だが、その後ほどなくして区画整理により消滅、弥生町五丁目の一部になった。
中野区最南端の駅。
また中野検車区および中野工場が当駅の方南町方地上部に置かれている。このため、以前より出入庫を兼ねた当駅発着の本線直通電車が、朝夕時間帯を中心に多数設定されていたが、方南町駅のホーム有効長が短かったこともあり、長年、方南町駅へは支線折り返し電車しか乗り入れられない状態が続いていた。方南町発着の本線直通電車の運行開始は、同駅のホーム延長工事が完成した2019年7月5日と、つい最近のことである。
その本線直通電車は、方南町発着が主体になった現在でも、当駅発着が多少残されており、出入庫は当駅発着のほかに、方南町駅との間を回送した上でそこを起終点にした電車もある。
京王バス中野営業所の最寄り駅でもある(バス停は中野車庫)。
駅構造
相対式ホーム2面2線。ホームは地下1階、改札は地上にある。
利用状況
2020年度の1日平均乗降人員は14,960人である。
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