ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

江戸時代中期の京(京都)において活躍した。「奇想の画家」として曾我蕭白長沢芦雪と並び称せられる。


京都の豪商の家に生まれながら生涯結婚せず、家業にも熱心ではなかった。30歳を過ぎてから絵を学びはじめ、絵にかける思いが募るあまり2年間失踪する。40歳の時突然家に戻り、家業を弟に譲り隠居して画業に熱中した。隠居してから85歳の長寿を全うするまで、多くの秀作を残した。生前は人気絵師だったが、明治には半ば忘れ去られた。


昭和45年に辻惟雄の『奇想の系譜』が出版されて以来、人気が急上昇し、関連する展覧会を開けば、あまたの江戸時代の絵師の中でも一二を争う集客率を誇る。


その精緻な表現と大胆な構図、色遣いに、見る物は心を奪われる。経済的にとても恵まれていた若冲は最高品質の画絹絵具を惜しみなく使用したため、彼の作品は200年以上たった現在でも保存状態が良く、褪色も少ない。


ジョー・プライスは1953年に掛軸『葡萄図』と出会い、伊藤若冲作品のコレクターとなる。コレクションはロサンゼルス郡立美術館に寄託。日本での展示も何回か行われている。


関連タグ編集

若冲 伊藤若冲(若冲) 仏教 シュルレアリスム 日本画


佐々木蔵之介NHKの番組『若冲VS北斎 夢の天才対決』にて若冲役を演じる。ちなみに、北斎役はムロツヨシ


中村七之助:NHK 2021年正月時代劇「ライジング若冲~天才かく覚醒せり」にて若冲役を演じる。

関連記事

親記事

江戸時代 えどじだい

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 55302

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました