『己の所業を顧みずに相手を逆恨みし罪もない親子の宝物を嘲笑いながら踏み躙る』
「下衆共が。腹の中が腐っているのなら、正真正銘内部から腐敗させてやろう」
『今回の拷問は人類史類を観ないほど強烈だぞ。死を懇願しても私は聞き入れない』
対象
依頼人の娘である婦警に強姦を注意された逆恨みで交番を襲撃し警官一命を殺害し銃を強盗、その娘に強姦殺人を働いた上、その後も拳銃強盗を繰り返した性犯罪系の半グレ「鬼舞羅」の構成員「御子柴」と「山田」に執行。
依頼人は犯人二人組から情報屋の風谷を庇って重傷を負った為、風谷が伊集院へと依頼した。
概要
黒焉街で犯人が暴れまわったことから京極組の仙石薫の協力の元、犯人を確保した。
古代中国で行われた、以前伊集院も行った射殺刑を改良したもので汚物を塗りたくった矢を相手に向かって放つというもの。
汚物は雑菌塗れな為傷口からは蛆虫が這い出てきて、さらに破傷風による傷口が壊死し敗血症により心臓や脳に膿が出来る。
さらに闇医者、氷室の協力の元点滴を投与し破傷風を抑える抗生物質を投与し、犯人を延命させることで長く責め苦を味合わせた。
そして最終的には汚物が脳に浸食し死に至る。
断罪対象
- 御子柴
今回断罪された悪人その1。半グレ「鬼舞羅」の親玉で、性犯罪者。警官殺しを平気で行う悪党で、依頼主と風谷に襲撃を仕掛けた。仙石と共に現れた拷問ソムリエによって捕縛、拷問部屋に連行された。その最期はクソに塗りたくった矢に刺さり、苦しみながら絶命した。
- 山田
今回断罪された悪人その2。御子柴と同じく、鬼舞羅の関係者で、卑劣漢。悪事がバレて、手下達が仙石に粛清される中、御子柴と共に伊集院を迎え撃つも、首を絞められてあっさり連行された。その後、負け犬にされるのは当然とぬかす下衆立った為、伊集院を激怒させ、クソ付きの矢に直撃、苦しみながら絶命していった。
余談
今回の外道組織の名前の鬼舞羅に関してだが、過去回とほとんど同じ(こちらは鬼羅亜)であり、一部の人は名前がほとんどダダ被りだから変えるべきという声がある。
伊集院茂夫シリーズで仙石の担当声優である猫絵十兵衛氏が出るのはこの回が初めてである。