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概要編集

『パワプロ12』のマイライフの彼女候補の1人。作中番組「パワフルスポーツ」の2代目アナウンサーを務める女子アナ

9月12日生まれで初期年齢は22歳。趣味は読書。埼玉県在住。


パワプロ12編集

初代アナウンサーの百合原恵が結婚して寿退社すると番組の後任として登場する。

恵の結婚相手は主人公でも、ランダムイベントで発生する第三者(彼女リストから除外)のどちらでも登場の経緯は同じ。もちろん主人公が恵と結婚した場合は攻略できない。


愛を彼女として狙う場合はランダムイベントによる恵の寿退社待ちとなり、早ければ3~5年目ほどで登場することもあるが、運が悪いと10年以上待たされることもある。イベントは公式戦が行われるシーズン中に発生するためリセマラも難しく、早期の登場を狙うのは大分運が絡む。

その一方で待っていればいつかは必ず出てくること、さらに他の彼女候補とは違って時間経過により第三者との結婚で攻略対象から除外されることがなく、延長デートなどを通じた特殊なイベントの消化などの難しい結婚条件も特に無いため、長期プレイを見越す上では時間や状況を一切気にせず確実に結婚できる唯一のキャラクターとなっている。そのため、低ステータスや高難易度縛りのゲームプレイ動画などでは結婚相手に選ばれることが多い。


性格は明るく天真爛漫で、イベントの会話でも笑顔を見せる場面が多い。台詞の語尾に「っ」や「!」が付いていることが多いが、アナウンサーらしくハキハキ喋っているというよりは、やはり「元気に話している」という印象を受ける。

ピンク髪ショートヘアーで頭頂と左右側頭からそれぞれアホ毛が飛び出ている。赤い瞳はかなり大きめに描かれており、パワ体のため体型はよく分からないものの性格の印象もあってどこか幼さを感じさせる。

アナウンサーという立場のためか、主人公と婚約するまでは試合観戦時にサングラスを掛けて変装している(その割には試合前に名指しで主人公を応援して、チームメイトにも普通にバレているが)。


ゲーム内で交流している上では特に性格の悪さなどは感じられないが、本人によれば負けん気が強くていつも自分のことばかり考えてしまうという。

友好度が一定以上でリーグ優勝を果たすと、チームの一員として仲間と力を合わせて活躍する主人公の姿に感激し、恋に落ちる。


その後は条件を満たしてプロポーズすることで結婚できるが、前任の恵と違って愛は寿退社することがなく、妊娠中だろうが出産直後だろうが普通に現場に立ち続ける。

関東地方の試合におけるヒーローインタビューは夫婦となった後も最後まで愛が担当するため、長期プレイをする上ではそれも魅力の一つと言えるかもしれない。


ゲームの媒体がPS2PSPだった頃に実装されていた旧世代のマイライフで採用されることが多かった「2代目アナウンサー」という役割の彼女候補として最初に生み出されたのが愛であり、現在でも根強い人気を誇る。

また、愛が彼女候補として支持されたことで『13』の栗原智恵、『14』の笹元郁美など、2代目アナウンサーキャラの系譜が続いていったことを考えると、マイライフの歴史においても愛はかなり重要な存在であったといえるだろう。


ちなみに実は12のマイライフモードのメニュー画面の背景イラストにも恵と一緒に描かれている。しかし恵が目立ちやすい場所に描かれているのに対して、愛はちょうどコマンドメニューのウインドウの後ろに隠れてしまう位置にいるため、かなりよく見ないと分からないようになっている。上記の通り2代目アナウンサーというキャラ枠自体が初の試みだったことから、初見のユーザーに対して隠しキャラの存在を匂わせる感じで入れたのだろうか?ここで描かれている愛はマイクを手に持っているほか、よく見ると両側頭部にヘッドホンイヤーマフのようなものを付けている。


なお、愛自身の出演作品は『12』と『12決定版』のみであるが、彼女の人格とイベントは『ポータブル3』において、笹元郁美に移植される形で再登場している。



パワプロ2024編集

そして時は流れて2024年6月13日、同年発売の最新作『パワプロ2024』のPVが公開されると、その中で行われたマイライフモードの紹介の中で、歴代シリーズから復活した彼女候補キャラ8人の1人として愛も登場することが明かされた。

それまでに開示されていた事前情報の中ですでに8人中6人のキャラが明かされていたが、愛については微塵も情報が出ていなかった状況からの発表となったためユーザーを驚かせた。


2024でもやはり、初代アナウンサーの隠岐志保が引退した後の2代目アナウンサーとして登場。通常プレイだとランダム判定で3~5年目シーズン終了後の12月に発生するニュースイベントで志保が結婚して寿引退することになり、その際に後任として愛が初登場。主人公とは翌年の春キャンプで初めて対面することになる。

ちなみにこのイベントは「志保が(主人公以外の男と)結婚して寿引退する」という展開がキーとなっており、実は3年目12月以降まで待つ以外に、主人公と志保の結婚フラグを折ることでも強引に呼び出すことが可能となっている。そのため、1年目シーズン中に志保の彼女ファイルミッションを途中まで進めて告白し、恋仲になる。その後に街デートで彼女の買い物おねだりを拒否し続けるなどして意図的に友好度を下げて彼女に振られ、破局するという手順を踏むことで1年目12月に愛を出現させられるという裏ワザめいたテクニックも存在する。


ちなみに愛の彼女ファイルミッションは全体的に達成可能なタイミングがかなり変則的となっている。

1ページ目は①2月の春キャンプでの出会い②シーズン中のホームゲームで活躍(試合スキップ不可)③おでかけで本拠地の喫茶店に行く…と無難なミッションが3つ続いた後の4つ目のミッション(1-4)が「個人タイトルを獲得してテレビ番組で愛と共演する」となっていて、当然レギュラーシーズン全試合が終了しないと達成できない。

なお、この「テレビ番組」にはレギュラーシーズン最終試合翌日(9月末~10月上旬)と日本シリーズ終了後(11月~12月)の年2回あるのだが、前者のイベントは先発投手の場合ローテーションの都合で強制スキップが入ってしまうタイミングと重なると発生フラグが折れてしまうため、こちらを利用する場合は登板ローテーションの調節が必要になる場合がある(最終試合に出場できていれば基本大丈夫)。この1回目の共演を経てようやく連絡先が手に入りデートが可能になるため、プロ野球の季節感で考えればここまでにほぼ丸1年かかると言っても過言ではない


2ページ目はどれも基本的に無難だが、一部のチームは設定的に不利となってしまうケースがある(詳しくは後述)。同ページ4つ目の試合観戦は彼女になっていることが前提条件となるため、ミッションとは別にデートで友好度を上げ、告白を成功させる必要がある。これの達成はポストシーズン(CSや日本シリーズ)の試合でも可能。


そして3ページ目。1つ目は試合で活躍(こちらもポストシーズンの試合で達成可能で、彼女の観戦は不要)が条件だが、2つ目(3-2)が名称は変わっているもののまたも「個人タイトルを獲得してテレビ番組で愛と共演する」こととなっている。このため、一見するとこのミッションの達成のためにもう1シーズンプレイする必要がある…と思いがちだが、上記の通り番組出演の機会が年2回あるためチームがCSや日本シリーズへの出場を果たしている場合、1-4をレギュラーシーズン最終戦直後の1回目でクリアし、ポストシーズン終了までに試合関係を含めた2-1から3-1までのミッションを消化、2回目の番組機会の際に3-2をクリアすることで、同シーズン中に1~3ページまでの全ミッションを達成することも一応可能。ただし、2-1のミッション条件がショッピングモールへのおでかけであり、ポストシーズン中の行動可能範囲の大部分が本拠地に固定される(特にリーグ優勝してCSが後半戦のみかつ本拠地開催になる場合)都合上、本拠地のおでかけスポットにショッピングモールが入っていない球団の場合はこの期間中に全て達成することはかなり困難となり、ここが前述の不利な点といえる。

そして3-3のミッション達成で愛専用のプロポーズアイテム「ルビーの指輪」が手に入るのだが、この条件が「個人タイトルを獲得して所属球団との契約更改を無事に終える」ことであるため、ここまでのミッションをクリアしていれば自然に達成できる。そして4つ目のミッションがデート後にプロポーズして婚約することであり、これを成功できればその年の12月下旬に結婚式となる。今作では12月上旬のプロポーズでも問題なくその下旬に結婚式が行われるため、最速でイベントを消化できれば、出会ってから連絡先の交換まで半年以上掛かったのに、そこから3カ月弱で交際・婚約・挙式を行う…というとんでもない超スピード婚をすることも可能となっている。


4ページ目は結婚後のエピソードとなり、ランダムで発生するイベントを見るだけで達成となる。


容姿や性格、年齢、趣味など基本的なキャラ設定は12の頃と殆ど変わっておらず、特に趣味の読書については彼女ファイルミッションに複数回絡むほどにピックアップされている。服装については12でも着ていた服は仕事用の服装となり、デートや結婚後の私生活で着る私服の姿も新たに設定された。

一方で12で自ら語っていた負けん気の強さや自己中心的といった性格の難点についての言及は無くなっており、より裏表のない天真爛漫な女性として描かれている。また、立ち絵がサクセスと同じタイプのものになったことやパワ体の描き方自体も12当時より若干高頭身で細かく描かれるようになったこともあり、体型がしっかりと女性的になっている。

また、本作では発売前から明かされていた公式のキャラ紹介の時点で「お化け屋敷が苦手」という新しい設定が加えられていた。お化け屋敷自体は遊園地デートでのアトラクションの1つとして選択可能だが、これを選んでも特にデメリットはなく、愛自身は怖がりつつも主人公を強く頼る様子が描かれ、友好度もちゃんと上がる。


ちなみに完全な余談だが、愛の年齢は「初登場時点で22歳」に固定されているため、主人公が高卒プロ入りで普通のイベント発生で愛を待つ場合、3年目で1歳上、4年目で同い年、5年目で1歳下となり、年上設定の彼女候補が多い本作では数少ない「高卒主人公プレイで年下妻になる可能性がある彼女候補」の1人となっている。




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