ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

全米ライフル協会

ぜんべいらいふるきょうかい

National Rifle Association of America、略称:NRA。アメリカ合衆国の銃愛好家による政治的利益団体。
目次 [非表示]

Guns don't kill people, people kill people.

(銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ)

概要編集

アメリカ合衆国の銃愛好家による会員数およそ400万人を誇る市民(政治的利益)団体。


解説編集

1871年に南北戦争に勝った北部出身者、銃販売業者や銃愛好家などにより設立され、銃器メーカーのコルト社や軍・司法機関・連邦政府と結託して銃器を普及させた事からその歴史が始まる。S&Wレミントンなどの政府や軍と取引の多い銃器・兵器メーカーからの潤沢な援助を受けている他、政府への献金も行っており、共和党の保守層を中心に有力な政治家の会員も多く、間接的ながら政治的な発言力は非常に強い。また、歴代の合衆国大統領の多くが会員や名誉会員になっている他、著名人の会員も多い。


アメリカ合衆国憲法修正条項第2条に定められた個人の武装権を認める「武器を所持して携帯する権利」を論拠として銃規制に反対している。また、「子供向け銃器の販売、訓練の促進」「女性向け銃器・及び関連グッズのファッションショー」といった、銃に馴染みの薄い日本人からすると思わずギョッとするような斜め上を行く活動にも定評がある。


しかし『ボウリング・フォー・コロンバインコロンバイン高校銃乱射事件を題材にしたドキュメンタリー映画)』等での言動から過激で強硬な姿勢の団体とイメージされがちだが、政治上の利点のためならば銃規制を部分的に妥協する場合も意外と少なくない。そのため、米国銃所有者協会(GOA)など銃規制に一切妥協しない先鋭的な陣営からは「NRAは全米最強の銃規制団体」と批判されてもいる。


オバマ大統領は銃規制を進めようとしていたがあまりの団体の力に不可能だという考えを示したそう。


2019年にサンフランシスコのみではあるが、「国内テロリスト集団」としてシーシェパードのような分類をされるようになってしまった。


関連タグ編集

団体 市民団体 圧力団体

銃社会

関連記事

親記事

じゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 165088

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました