円卓(アンデラ)
あんでらのえんたく
曖昧さ回避
本稿では1.について解説する。
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する重要事項(キーワード)であり、世界の命運を左右する一つ。
物語序盤では組織(ユニオン)が所有していた。後に、敵対する集団・UNDER(アンダー)に奪われ所在不明となっている。
精巧(アンティーク)な彫り物がされた円卓状の大きな机で、否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)を否定する超能力者)たちが座る場所の机上にはⅠ~Ⅹのローマ数字が刻印されている(後に数字はⅩⅠまで増えた)。中央には組織のエンブレム(大文字のアルファベット『U』と『N』を重ねたような形)があり、その上には【機密事項】が浮遊している。
また数字に沿って、精巧(アンティーク)な彫り物がされた角ばったイスが浮遊している。これは円卓に付随する物で、机を動かせば自動的にイスも付いてくる謎の技術が付与されている。
つまり本作で『(否定者たちが座る)円卓』とは、正確にいうと「円卓机」+「円卓のイス」を合わせて指す言葉(キーワード)。
課題開示の起動
『円卓』にある全ての席へ否定者たちが座る事で、円卓中央にある【機密事項】から、課題(クエスト)の開示をさせる事ができる。これは普通の人間が『円卓』に座ると何も起こらず、では否定者なら誰でもいいのかという訳ではない。
なぜならば、開示される課題(クエスト)の中には超常存在であるUMAとの死闘は避けられない場合があり、かつこれに立ち向かえるのは『円卓』に座った否定者たちのみだからだ。ゆえに生半可な実力しかもたない者が『円卓』に座る事は許されない。
また課題(クエスト)の内容から、誰が適任か選ぶ事も、課題(クエスト)の成功(サクセス)を左右する重要な工程である。そのため『円卓』を使って課題(クエスト)の開示をした際、そのまま『円卓会議』と称して今後の方針を決める話し合いが行われる。
作品投稿サイト「pixiv」ならば『円卓』を連想させるローマ数字、円卓の机やイスがある作品にタグ付けができるだろう。
世界(アンデラ) 古代遺物(アンデラ) 否定者 UMA(アンデラ)
円卓の騎士(ナイツオブザラウンド)・・・おそらく構想の基盤(モチーフ)になった伝説