加藤 直之(かとう なおゆき、1952年 - )は、日本のイラストレーター。スタジオぬえ所属。静岡県浜松市出身。
グイン・サーガやフレッド・セイバーヘーゲンの『バーサーカー』等のイラストを手掛ける。
SFに関する知識があるので、イラストを担当した『銀河英雄伝説』がアニメ化した際、オリジナル設定として「イゼルローン要塞を液体金属の海で覆う」「『アルテミスの首飾り』を氷の塊で壊すのは物理的にちょっとあれなのでなんとかする」というアドバイスをしている。(加藤がイラストを描く渓由葵夫『奇想天外SF兵器』のイラスト部分だからいいじゃないか) 「慣性制御の技術があるのに潮汐が(わかんない人は「イゼルローン要塞VSガイエスブルク要塞」の激烈なバトルを見よう)」という点は、もう許してやれよ。
そして再アニメ化に際して、同盟軍、帝国軍の新デザインのラフ画等を描き上げており、ツイッターにも続々と挙げている。
また、近年リメイクされた宇宙戦艦ヤマト2199にも参加しており、小説のカバーイラスト等も手掛けている。因みに一番描きたくないのはロケットアンカーだということである。理由として、平べったいものは描きにくいらしい。
「加藤直之画によるバーサーカー」のパロディである「パーカー」が登場する、宇宙家族カールビンソンのプチ・アップルパイ版、『元祖・宇宙家族カールビンソン』の表紙も描いている。なお、この表紙画はトリックアートのような趣向が施され、大判では裏表紙にパーカーが描かれるという公式が病気なアレがある。