概要
2023年7月22日発売の『AGE OF OVERLORD』において登場した悪魔族・闇属性のランク12のエクシーズ・効果モンスター。
召喚条件や効果、名称等から、天霆號アーゼウスを意識したカードと思われる。
「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」においてもアーゼウスと対峙する映像で登場した。
カードテキスト
レベル12モンスター×2
このカードは相手がEXデッキから2体以上のモンスターを特殊召喚したターンおよびその次のターンに、自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに攻撃力3000以上のモンスターの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。フィールドのモンスター1体を手札に戻す。
概要
相手がEXデッキから2体以上の展開をした次の自分のターンでエクシーズ召喚できる珍しいエクシーズモンスター。
代償としてその後の一切の展開を封じる制約がかかる。一番攻撃力の高いモンスターに重ねなければいけない為、展開し切った後に余った低打点のモンスターに重ねる…と言った使い方は出来ず、それがX素材に出来ないトークン等であればそもそも出す事ができない。
(1)の永続効果によって「フルール・ド・バロネス」や「氷剣竜ミラジェイド」などの攻撃力3000以上のモンスター効果の発動を封じる事ができ、場合によっては複数の妨害を無力化する事が出来る。
なお、「お互い」なので条件を満たす自分のモンスターの効果も発動できず、他のカードの効果でこのカードの攻撃力が3000を超えてしまうと、このカードの(2)の効果も使用できないので注意。
(2)は対象を取らないバウンス効果。(1)で効果を封じつつ戦闘で勝てない3000以上のモンスターを除去するといった想定がされた効果となる。
EXデッキに用意できる返し札であり、召喚条件からエクシーズモンスターどころか普段EXデッキを使用しないデッキでも活用出来る。
ただし(2)の効果で除去できるのは1体のみ、戦闘破壊込みでも2体までが限度なので、単体では大量展開後の捲りのような使い方は出来ない。(1)の永続効果を盾にしながらサンダー・ボルトなどの別の除去カードと合わせて返すのが望ましい。
関連タグ
カード カードゲーム モンスター 遊戯王 遊戯王OCG 悪魔族 闇属性 ランク12 エクシーズモンスター 効果モンスター 遊戯王OCGの種族一覧
テュポーン:ギリシャ神話の魔物でおそらくモチーフの元。ゼウス神をモチーフにしていると思われる天霆號アーゼウスを強く意識していると思われる効果とモンスターデザイン、下記のモンスター設定画において「両肩の翼状の部位は蛇状に分離する」とする旨の記述や25周年特別映像における両肩から蛇型のエネルギーを何本も発生させ攻撃させる姿はテュポーンの「オリュンポス十二神を倒すべく生み出され一度はオリュンポス十二神の長であるゼウス神に勝ち捕らえたほどに強大で、両肩から数多の蛇の頭を生やす巨人の姿をした魔物」という伝承に由来すると思われる。
外部リンク
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設定画
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遊戯王カードゲーム25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」
05 遊戯王カードゲーム25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」/ 神をも殺す最終兵器、天霆號アーゼウス