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経歴編集

1963年10月2日生まれ。鹿児島県出身。早稲田大学第一文学部卒業。

1987年、CM制作会社のTYOに入社。以後20年CMディレクターとしてキャリアを積む。

2007年、本谷有希子の舞台を原作とした『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で長編映画監督してデビュー。同年の第60回カンヌ国際映画祭の批評家週間に出品された。

2013年、朝井リョウの小説を原作とした『桐島、部活やめるってよ』が公開。興行的にはイマイチだったものの、口コミで評判を呼びロングラン上映を達成。第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞など受賞した。

2015年、角田光代の小説を原作とした『紙の月』で、第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。


人物編集

  • 高校までは音楽をやっており、映画にはあまり興味がなかった。大学時代から映画にのめりこむようになり、自ら映画を撮っていたものの、当時はプロの映画監督は目指していなかった。CMディレクターとしての仕事を続ける傍ら、ショートフィルムの仕事を請け負ったことがきっかけで映画監督への道が開けたという。
  • 思い込みの激しい人間が痛い目を見る話が多い。吉田としては「一本一本、違うことに挑戦しているつもり」だというが、周囲からは『監督らしい作品ですね』と言われてしまうとか。

作品編集

映画編集

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』2007年

クヒオ大佐』2009年

『パーマネント野ばら』2010年

桐島、部活やめるってよ』2012年

紙の月』2014年

美しい星』2017年

羊の木』2018年

騙し絵の牙』2021年


PV編集

SPITZ「流れ星」「愛のしるし」

高橋優「陽はまた昇る」


関連タグ編集

映画監督 / ディレクター


外部リンク編集

吉田大八 (映画監督) - Wikipedia

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