プロフィール
イナズマイレブン2(回想シーン)
アニメでは兄とは明言されていないが、ゲームでは瞳子の兄と記されている。
髪の色は暗めの赤色。基山と比べて目は大きく、肌色も普通。元気で活発な性格だったと思われる。
サッカーが好きで、夢はプロのサッカー選手になることだった。
海外留学中に少年犯罪に巻き込まれ死亡。
しかし、その事件に政府関係者の一人息子が関わっていたため、事故として隠蔽されてしまった。
この一連の事件が、本編におけるエイリア学園の騒動の発端となった。
基山ヒロトは彼に容姿が似ていたため、吉良星二郎に同じ名前を付けて育てられた。
また、イナズマイレブンGOにおいては正式に吉良家に養子入りした彼の方がこちらの姓を名乗っている。
イナズマイレブンアレスの天秤
「ゴッドストライカー」。
吉良星二郎の実の息子で瞳子の弟、かつ吉良財閥の御曹司。
出生日は1月2日(イレブンライセンスカードより)。
今作では旧作のパラレルワールドの元シナリオが構成されており、吉良ヒロトは死亡せず生存する。
そのため、星二郎の養子である基山ヒロトは吉良ヒロトの名前を継ぐ理由が無くなり、『基山タツヤ』として今作に登場する。
吉良財閥の御曹司という立場でありながら、その容貌・性格は不良同然で、永世学園内でも生徒を怪我させたり、「悪い仲間と付き合って家出に走っている」といった悪い噂が絶えず、自身を「バカ息子」と自虐している。旧作で自身の容姿に似ていたことから「ヒロト」の名を授かったタツヤ、もとい基山ヒロトとは全く正反対の性格となっている。
一方で自らを「ゴッドストライカー」と自負するほどサッカーに関しては抜群の腕を持ち、華麗なボールさばきを見せた。
瞳子は永世学園、即ちお日さま園のメンバーをフットボールフロンティアに出場させて欲しいと星二郎に提案する。これに対し星二郎はその条件として、まず瞳子を永世学園の監督として指導すること、そして自身の息子である吉良ヒロトをメンバーに入れ、彼を更生させることを挙げた。
これにより、吉良ヒロトは永世学園のメンバーとして、タツヤたちと肩を並べてフットボールフロンティアに出場することとなる。
公式ワールドガイドによるとポジションはFW、背番号11。学年は2年(小説3巻より)。
予選試合では得点王としてチームに貢献している一方、相手チームの選手に怪我をさせるプレーを行ったり味方のボールを勝手に奪ったりと悪辣さは変わらず。おまけに本戦トーナメントからサッカーへの興味が薄れ雷門中戦には出ないことを明らかにしている(どちらかというとチームプレーをしてほしいというタツヤたちの説得に嫌気が差した上での口実と思われる)。
彼が捻くれた性格になったのも星二郎が多忙で自分のことを家族として接してくれていないことにコンプレックスを抱いており、自分よりもタツヤの方に関心があると思い込んでいた。しかしタツヤから星二郎がヒロトのことを想っている出来事を聞き、複雑な心境を抱く。
試合開始時点で家に閉じこもっていたが、前半の時にスタジアムに駆け付け、岩戸に激突して負傷した南雲と交代。雷門中相手に気迫を見せ、素早い攻めからの必殺シュートを2点決めて同点に漕ぎつかせた。
星二郎に振り向いてもらうため、屋敷の部屋の中で一人でボールを蹴り続けたことで動体視力が鍛えられ、誰とも連携せずに生まれた「究極の個人技」を身に着けた。
最初はタツヤの助言に耳を貸さなかったが、雷門中の厚いディフェンスを思うように突破出来ず、ボールも奪われてしまうが昔タツヤが語った「フットボールフロンティア優勝」の想いを叶えるべく、連係プレーを行っていく。
これにより「ゴッドストライカー」から「ただのストライカー」となったことで永世学園自体が「ゴッドイレブン」として進化を迎えた。
続編「オリオンの刻印」では日本代表「イナズマジャパン」のメンバーに選ばれる。
アジア予選第1試合「レッドバイソン」戦ではベンチスタートで、後半から負傷した豪炎寺と交代出場。相手チームに潰されそうになるも必殺技で対処し、豪炎寺に見事だと感心された。
灰崎凌兵と意地を張り合い、個人技の応酬で対決する中で新たな必殺シュートを決め、勝利に繋げた。灰崎とは対立しているが周りからは息が合っているとまで言われている(代表キャンプも相部屋である)。
第2試合「シャイニングサタンズ」戦前の練習時にチームメイトの一星充に灰崎と揉めるように仕向けられるも「ムカつくのはいつもの事だからに気にしてない」とあっさりかわした。
試合では鬼道の指示に理解を示し、灰崎と共に一星の妨害を邪魔しつつ得点をあげている。なお一星への妨害は躊躇もなくノリノリで行っており事情を知らない人たちは2人の行動にドン引き気味だった。
ノリで一星へ妨害してるだけと指摘している視聴者も居たが、第8話で円堂に一星との関係を改善するようにと言われたときの反発気味な態度から普通に彼への不信感による行動だった模様。
その後一星の過去と事情を知った時には「アラブの火の鳥軍団」戦で「父に頼んで一星の弟の手術費を工面する」と提案したり、一星の人格を統合させるために後半も続投させ、精神に迷いがあった一星が目の前にあったボールを相手チームに奪われてしまった事について不動と一緒に「手間を掛けさせやがって」と愚痴りつつも一星にボールを受け渡そうとサポートしている。
実は飛行機と絶叫系が青ざめるほど大の苦手。
雷門中戦以降も相変わらず「ゴッドストライカー」への自惚れは変わらなかったが、後から加入して来た、同じく「神」の名を持つアフロディから引き合いに出されネタにされてしまっている。
オリオンの刻印のED1で人狼の役職では不動と同じ「狂人」になっている。
新作での設定
2016年9月30日より配信された『イナズマウォーカーVol.0』より生存・登場することが判明。このときシルエットのみ姿が公開されたが、その髪型は『イナズマイレブン』(無印)で登場したものとは似ても似つかない、まるで太陽或いは爆発したかのような髪型だとファンの間で話題になっていた。同年12月9日に詳細情報・ビジュアルが発表され、その髪型が不良を意識したものだと判明した。
オリオンの刻印第3話では灰崎から「ちゅるちゅる頭」と言われている。
旧作での回想の顔と比べると面影は全く無く、白いメッシュが入った灰色の髪、瞳の色が紫がかったピンク、顔の左頬に青いイナズマのフェイスペイントが入っている。
アニメ第17話の回想の幼少期でも髪が灰色なのでグレてから灰色に染めたわけでもなく、くせっ毛気味なのが確認できる。
上記で触れているが旧作の瞳子の兄という設定から、今作の吉良ヒロトが中学生で瞳子の弟であるという設定で最も年齢変化の大きいキャラクターとなっており、ファンの間では旧作の亡くなった吉良ヒロトとは別の人物という見方をされている。
必殺技
- ザ・エクスプロージョン(シュート技)(ちなみに正しい冠詞は「ザ」ではなく「ジ」になるのだが意図的かミスなのか不明)
- ジグザグストライク(シュート技)
- コズミックブラスター(シュート技)(パートナーはタツヤ)
- ペンギン・ザ・ゴッド&デビル(シュート技/オーバーライド?)(パートナーは灰崎)
- GGG線上のアリア(シュート技)(パートナーはアフロディ、岩戸)