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吉良瞳子

きらひとみこ

吉良瞳子とは『イナズマイレブン』、『イナズマイレブンGO』及び『イナズマイレブン アレスの天秤』の登場人物である。
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「私も彼らを率いてまだ日が浅いけれど、 彼らは打てば響く選手たちよ。」


CV:北西純子

プロフィール編集

イナズマイレブン編集

2期にて突如現れたエイリア学園による破壊活動の中、雷門イレブンの前に現れ、雷門イレブン監督であった響木正剛に代わり、彼らを率いる監督となった。

監督としての実力は確かで鬼道以上の作戦を立案する一方、まともに戦術を説明しない(鬼道が実質的に通訳になっている。瞳子監督の意図としては選手たち自身に気付かせる事で力を付けていく算段だったようである)、負傷した染岡を放置し復帰が絶望的になるまで悪化させるなど、最初は雷門イレブンをあまり信用していなかった。

また、ゲームにおいてはチームを強くするために手段を択ばない父を否定しながらも、彼の間違いを証明するための手段が「雷門イレブンを強くし、父の作り上げたチームを倒す」という力を力で制すやり方だったため、結局何も変わらないとたびたび作中人物から指摘されており、激しく動揺していた。


上記のことに加えて、エイリア学園所属のグラン基山ヒロト)から「姉さん」と呼ばれていたことなどが原因で、土門一之瀬たちと対立をしてしまうなどのトラブルやスパイ疑惑がかかってしまった。

しかし、円堂たちの純粋にサッカーを楽しむ熱い姿に惹かれ、最終的には雷門イレブンを心の底から信じ、円堂からも「監督をやめるなんて許さないぞ!」と言われるほどに信頼を得た。


なお、2期では立場上エイリア学園(=お日さま園)と対立していたが、実際には慕われていた模様。


3期では監督業を引退していたが、デザームこと砂木沼治に特訓して欲しいと頼まれた事をきっかけに監督として復帰。

フットボールフロンティア出場校とエイリア学園のメンバーで構成されたチームであるネオジャパンを結成し、デザートライオン(カタール代表)戦を終えたイナズマジャパンに挑戦状を叩きつけた。

ただ、デザームの頼みに対し「口答えはしないこと」と言っていたり、ポジションが一部を除いて滅茶苦茶であるなど、無茶振りは相変わらずらしい。

また、円堂曰く「勉強(座学)も厳しい」らしい。

(孤児院関係者であるため立派な子に育ってほしいという願いともとれるが)


第68話や第126話ではナレーションを担当している。


イナズマイレブンGO編集

ひとみこ


黒縁の眼鏡を着用。何気にヒロトと姉弟揃っての眼鏡である。

お日さま園に入っていた狩屋マサキがサッカー好きであることを知り、人間不信となっていた彼をどうにかしようと、監督に就いた円堂に事情を話した上で雷門中へ転入をさせた。


イナズマイレブン アレスの天秤編集

本作は2期のパラレルワールドで星二郎がエイリア学園を作らなかった時間軸で進む。


お日さま園出身の子供たちが通う永世学園のフットボールフロンティア出場を星二郎に提案する。これに対し星二郎はその条件として、永世学園サッカー部監督になること、そして弟である吉良ヒロトをメンバーに入れ、不良となってしまった彼を更生させることを条件に挙げ、永世学園の監督となる。試合では負傷したタツヤを下がらせるなど、元の世界線での無茶振りは鳴りを潜めている様子も見られる。


特徴編集

黒くストレートなロングヘアーをしている。

ゲーム2では目にハイライトが入っていたが、アニメとゲーム3では無くなっている。

上述通りエイリア学園の黒幕である吉良星二郎とは実の親子で、吉良ヒロトは実兄、基山ヒロトは義弟にあたる。(アレスの天秤では吉良ヒロトは実弟と設定が変更された)

また、10年後のイナズマイレブンGOに登場した吉良周吾とは何らかの関係があることがレベルファイブ日野社長のツイッターで明言されているが、詳細は不明。


監督としての手腕について編集

Googleのサジェストには「無能」とあるが、ネオジャパンをアジア予選時点でのイナズマジャパンと同格の強さに育て上げ、チームには源田などの実力派選手が揃っており(その割に元FWやMF率が多いが)、監督としての腕は確かではあるので無能という訳ではない。

しかしながら、概要で挙げた事例以外にもそう受け取られてもおかしくない事例が存在する。


  • 染岡が抜け、GKも円堂一人しかいないイレブンにとって、大きな戦力になるであろうシャドウと杉森をスカウトしない。
    • 彼らは終盤でダークエンペラーズになってしまうため、大人の事情で仲間にできなかったという所か。
    • フォローしておくと福岡で立向居勇気が仲間になる為、杉森の役を食いかねないといった面も考えられる。シャドウに関しても浦部リカが加入するという事情があったからであろう。
    • 一応、南雲晴矢を即戦力としてスカウトしようとした事もあったが、正体はエイリア学園のバーンであった(お日様園関係者だったのになぜ南雲を知らなかったのかなどの疑問は残るが…)。
  • 禁断の技のせいで体が負傷した佐久間と源田に対し、最新医療のある病院を手配するも、染岡にはその最新医療を手配せず、ダメージを悪化させて戦力低下の原因を作る。
    • 同様にアフロディがせっかく加入して戦力が上がった際にも無理をさせすぎて病院送りにしてしまっている。

とはいえ、『イナズマイレブン2』とは瞳子が監督としてだけではなく、一人の人間として雷門イレブンと共に大きく成長していく物語でもあるため、こうした不完全さが出てしまうのは仕方のない話であるのだが(更に地上最強イレブンを完成させた上で活躍させなければならないという作品上のノルマもある)、アニメでは彼女の成長が見て取れるシーンのほとんどがカットされている(もっとも、アニメでカットされたシーンが多いのは瞳子だけではないが)。

特に、ゲーム2終盤の「子供たちを助けるために高熱の扉を素手でこじ開ける」というエピソードが省かれたことを惜しむ声は多い。

また、これまでに選手に課してきた事に罪悪感を感じる面もあり、「選手に起こった事は全て私が責任を負います」(アニメ版第38話より)という発言やネオジャパン設立時の思いからもそれが窺えるので本質的には決して冷酷な人間というわけではない(でなければ、お日さま園の設立の提案も、奈良で豪炎寺を離脱させたり、狩屋が雷門中への転入手配をしたりはしないだろう)

イナズマジャパンとの試合では、真・無限の壁で守り続ければ流れを変えるために円堂をリベロにするという自分が考案した策を久遠道也が使ってくることを予測しリベロ円堂の弱点である守りの脆さを突くためにFWのヘラをわざと後半の頭から出している。

関連タグ編集

イナズマイレブン イナズマイレブンGO アレスの天秤

基山ヒロト/基山タツヤ 吉良星二郎 吉良ヒロト

響木正剛 久遠道也

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