君の人生は輝いているか?
本当の自分を隠してはいないか?
愛が欲しければ、誤解を恐れずに
ありのままの自分を太陽に晒すのだ…
概要
作詞:ジェームス三木
作曲:三木たかし
編曲:田中公平
歌:佐々木功(現ささきいさお)
解説
メタルヒーローシリーズ第6作『超人機メタルダー』の主題歌。同シリーズの『ブルースワット』の主題歌「TRUE DREAM」と同じく、その歌詞にキャラクター名やチーム名が登場しないのが特徴。
大河ドラマなどを手掛けた大物脚本家としても知られるジェームス三木が、人間の生き方をストレートに問いかける歌詞を、アニメ・特撮ソング界の巨匠ささきいさおが雄大に歌い上げる極めて重厚な楽曲。
特撮の主題歌が少しずつポップになっていった時代に、あえて逆行するような「国歌」とも評される本曲は、子供同然の精神しか持たず、戦いの中に生まれてきた理由を探し続けた主人公メタルダーの姿とマッチし、熱い曲の多いメタルヒーローシリーズ主題歌の中でもかなりの異彩を放っている。
ひたすらに「正しく、己の理想に恥じること無く生きているか?」を問い続ける歌詞は「説教ソング」とも評され、妥協を重ねながら日々を過ごす我々の多くには容赦なく突き刺さるのである。そのため聞くだけでもちょっとした覚悟が求められる。でも名曲。そんな歌である。
カバー
『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』4周年記念として特撮好きアイドルである南条光がカバーしたバージョンがまさかの実装。
念願叶って特撮ソングを歌えることになったが、おそらく彼女にとってはまだ生まれてもいない年代の、しかも特ソンとしても異彩を放つ本曲が選ばれたことに度肝を抜かれた南条Pが多数いた模様。
大人の事情面からは歌詞中にヒーローの名前が使用されておらず、商標面での面倒が少ない点からの選曲だったとも言われている。
ゲームの都合上、2分の尺に編集され一部歌詞がカットされているが、CDではフルサイズで収録。アレンジも「説教臭さが薄れて応援ソング風になっている」となかなか好評。「ヒーローに憧れる14歳のアイドル」という歌い手・光の持つ背景も、歌詞に負けない「強度」を持ち、カバー曲の在り方としてはベストマッチだったと言えるだろう。
余談
2015年10月7日にリリースされた『ラブライブ!サンシャイン!!』のAqoursのデビュー曲の題名が「君のこころは輝いてるかい?」だと聞いて、本曲を思い出した人もいるとか…。
こちらの作詞を担当した畑亜貴がささきいさおのファンだということで、あながち無関係ではないのかもしない……。
しかもteikun氏による二次創作漫画のバカチカちゃんではネタにされたらしい…(こちら参照)。